「Jeep®は見たことのなかった景色を見せてくれるクルマ」。人気モデルが語る、ジープとのライフスタイル。
――今日ここに到着したときもそうですが、とても似合っていると思いますよ。
嬉しいです。「クルマに乗せられている」ようには見られたくないし、Jeep®が似合うような人間になりたいと思っているので。仕事でも、何でもそうだと思うんですよ。ちゃんとかっこよくいたい。Jeep®に乗るようになってからは、かっこいい人になることを目指すようになった感覚があって、そういう意味で精神的にも仕事にもいい影響を与えてくれていると思います。「(自信なさげに)Jeep®に乗っているんですよ」と言うよりも、「(堂々と)Jeep®に乗ってます」と言える方がかっこいいし、いつもそういう自分でいたいので。
――では、チェルシーリナさんにとって、Jeep®はどんな存在だと言えそうですか?
ある意味で彼氏みたいな存在、パートナーというか――。それも、ただ単にデレデレするわけではなくて、ちゃんと喝を入れてくれる彼氏、というイメージかもしれないですね。「俺はかっこよくしてるんだから、お前も可愛くいろよ」って(笑)。たとえば、私は趣味でランニングをしていて、それも精神的な意味で得るものが大きいからなんです。最初はフルマラソンの仕事が来たのがきっかけだったんですが、それをやり切ったときにすごく充実感があって。それ以来仕事で落ち込んだりしたときや、大きい仕事で不安な気持ちになったときに、走るようになりました。精神的に落ち着きますし、ずっと前に進んでいくので、気持ちも前向きになるし、「あのときどうすればよかったのか」「次はどうすればいいのか」と考える時間にもなる。Jeep®でのドライブも同じですね。私は気持ちが落ち着いていないと、肌もすぐに荒れてしまうんです。だから、自分の逃げ場を知っていて、「これがあれば大丈夫」という場所を持つことがすごく大事で。そのひとつがランニングや、クルマなんですよ。
――ああ、なるほど。愛車のJeep®と一緒に、これまで色々と悩んだり、考えたりしたこともあったのですね。
そうですね。ドライブしながらひとりで考えたり、仲のいい先輩にクルマの中で相談を聞いてもらったり。私の年齢でJeep®に乗っていると「よくそんなお金があるね」と言われることもあるんですが、私はそれほど金銭的に余裕があって購入したわけでは全然なくて。でも、このクルマがあることによって頑張れたり、楽しかったりするんです。私にとってJeep®はそういうクルマです。「買わなきゃよかった」と思ったことは一度もないですね。Jeep®を買ったことで自分に自信がついたし、今まで行けなかった場所に行って、「これまで見たことのなかった景色」を見ることも増えました。クルマを通して新しい人と知り合うこともあって……。本当に、Jeep®によって色んなものが広がった感覚があります。
――これからJeep®を連れて行ってみたい場所があれば教えてください。
私のお父さんはニューメキシコ州の出身で、広くて真っすぐな道路が延々続いていて、周りはレンガ造りの家が多いんです。あそこをJeep®で走ることができたら、気持ちいいでしょうね。そこからサンタフェまでドライブして、インディアン・ジュエリーを買ったりしたい。日本だと、キャンプに行ってみたいです。実はまだキャンプをしたことがないので。
Text:Jin Sugiyama
Photos:横山正人