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2015.01.30

ワイナリーから鮮魚、豪雪の大自然まで。Jeep®に乗って冬の富山を味わい尽くす!!

富山産ワインの魅力をさらに知るなら、バー『floraison』へ

IMG_8750-706x470 ワイナリーから鮮魚、豪雪の大自然まで。Jeep®に乗って冬の富山を味わい尽くす!!

「SAYS FARMで富山産ワインの魅力に触れたなら、この土地で他のワインも堪能したい」。そんな人にオススメなのが、氷見と同じく富山県西部に位置する高岡のワインバー、『floraison(フロレゾン)』。落ちついた照明の店内にはカウンター席とソファ席を用意。お洒落でありながら気取った感じはなく、とてもアットホームな雰囲気だ。そのため、女性1人でも気軽に入ることが出来る。

IMG_8787-706x470 ワイナリーから鮮魚、豪雪の大自然まで。Jeep®に乗って冬の富山を味わい尽くす!!

提供されるのは、ここでしか飲むことの出来ない富山産のワインから世界各地のワインまで。オーナーの炭谷恵子さん曰く、「買い付けの際には自ら生産所に出向くことも多い」とのこと。「作り手の顔が見える、信頼できるものを提供したい」という思いが透けて見える。

この日は富山のクリエイターやワイナリー職人の方々とワインを囲んで談笑。ものづくりに対するこだわりや情熱を伺っているとあっという間に過ぎた時間は、店内の雰囲気からお酒が提供されるタイミングまで、とても自然に配慮された居心地のいい空間ゆえ。締めに頂いたスピリタスに柚子を漬け込んだリモンチェッロ風の濃厚なデザート酒も絶品だった。

floraison
INFO:高岡市桐木町30-1
URL:https://www.facebook.com/amrta2floraison

富山湾の幸を新鮮なままで!『すし貫』の鮮魚に舌鼓。

IMG_8705-706x470 ワイナリーから鮮魚、豪雪の大自然まで。Jeep®に乗って冬の富山を味わい尽くす!!

富山と言えば、海の幸も外せない。そこで次に向かったのは、富山湾で獲れた魚にこだわる高岡の人気寿司店、『すし貫』。東西南が山で覆われ、北側に日本海へと通じる富山湾を望む富山は、山から海へと流れ込むミネラルと、深海から湧き出る冷たい水で育った活きのいい海の幸の宝庫。中でも冬はブリ、ズワイガニ、白子、ヤリイカがオススメだ。

「富山は暖流と寒流が交わっているところで、これは日本でも数ヵ所しかないんです。そのため、魚の種類がもの凄く豊富です。同時に富山は米どころでもあるので、ご飯にもこだわっていますね。醤油や味噌も、地元で作られているものを使っているんですよ。」

IMG_8729-706x235 ワイナリーから鮮魚、豪雪の大自然まで。Jeep®に乗って冬の富山を味わい尽くす!!

大将が葉蘭に一品ずつ提供してくれる寿司は、富山湾ならではの豊富な食材がずらり。ブリの旨味が芯までジュッとしみ込んだブリ大根。プリップリの身が嬉しい旬の寒ブリの刺身。口に入れた瞬間に溶けるようでありながら、同時に引き締まった身の歯ごたえも楽しめる中トロ、大トロのにぎり。他には贅沢にも一貫に14~15匹を使った富山湾の特産品シロエビのにぎりや、真っ青なアマエビの卵、ヒラメの昆布〆、ズワイガニなど、どれをとっても富山の海の旬が凝縮されている。

また、北陸でぜひ試して頂きたいのが「香箱」というズワイガニの雌。一般的に流通するズワイガニは雄が多く、雌はなかなか他では食べられない。雄より小ぶりな殻に詰まった外子と呼ばれる茶色の卵をくずしていくと、中にはオレンジがかった内子(=未成熟卵)とカニ味噌がたっぷり。これが非常に香り豊かで濃厚だ。気さくな大将の話に耳を傾けるのも面白く、富山の寿司の歴史についても興味深い話を聞くことが出来る。

すし貫
INFO:富山県高岡市佐野840
URL:http://www.toyamawan-sushi.jp/shop/takaoka/post-48.html

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