リアル・オーナーの マイJeep®自慢 VOL.3
グラフィックデザイナー TOKUMAさん
Jeep® Cherokee 1994年モデル
降り注ぐ陽光とは裏腹に、まだ冬の寒さがカラダに沁み入る2012年2月。寒風吹きすさぶなかコートの襟を立て、通勤の足を急ぐ人々の往来で忙しい都内某地に、愛車のJeep Cherokeeで現れたTOKUMAさん。グラフィックデザイナーとしてbowlgraphicsの代表を務め、国内外で”インフォグラフィックス”と呼ばれるグラフィックデザインの制作を主に手がけている。インフォグラフィックスという単語を聞き慣れないむきもあるかも知れないが、これは、単体では味気ない数字の羅列でしかない統計や各種資料に、グラフィックデザインの要素を取込むことにより、受け手の興味を掻き立てかつそこに含まれる重要な情報をしっかりと伝達しようとするデザインの手法で、近年、特に注目されている分野だ。
また「無理をするより、長く継続させるために自分がもっとも得意とすることで貢献するのが一番」との考えから、昨年、大震災の被害を受けた東北地方を支援する取り組み『Drink for TOHOKU』でも、グラフィックデザインを担当し、被災地に支援金を送る活動を続けている。
そんなTOKUMAさんの足として活躍しているJeepが、前述のCherokee。ボディカラーはグリーンで1994年モデルという年式は、良い意味でちょっぴりノスタルジックな感もあるが、走行距離はまだ4万キロほどというから中身はバリバリの現役だ。そんな愛車を駆り、2歳のお子さんと奥さんを連れて出かけるのが、Jeepには最適のアクティビティ、オートキャンプ。もともとはTOKUMAさんがデザイナー仲間と始めた休日のアウトドアだが、現在では家族も巻き込んでのファミリーイベントになっているという。昨年は、娘さんのキャンプ場デビューに、富士山の麓に広がるやまぼうしオートキャンプ場をセレクトした。
「初めて子どもを連れて行くなら、ここと決めていました。敷地は全面芝なので、歩き始めたばかりだった娘にも安心で、転んでも痛くないので、自分で靴を脱いで勝手に走り回ってました(笑)」
2万平方メートルにもおよぶ広大な高原エリアすべてがオール芝なのもウレシイが、やまぼうしオートキャンプ場のさらなる”売り”と言えるのが、文字通り目の前にデンと構える名峰・富士の眺望だ。天候に恵まれれば、その雄大な姿を眺めつつ、キャンプを楽しむことができる。こんな贅沢ができるキャンプ場はなかなかない。
「子どもも大きくなってきたし、Cherokeeでのオートキャンピングはこれからがさらに愉しみですね。子どもが同世代でキャンプに行きたいというファミリーもまわりに多いですし」
では次の候補となるキャンプ場は? と聞くと……
「次も富士山周辺で考えています。富士山のちょっと向こう側、朝霧の辺りですかね。やまぼうし同様、クルマでそのまま乗り入れることができるんです。オートキャンプ場は、自由にクルマを乗り入れて、自由にテントを張れる気軽さが必要ですね。ロープで区画整理とかされていると駐車場でキャンプしている気分になってしまうので。それはちょっと切ないですよね(笑)」