【後編】東北の山々 日本百名山を温泉、グルメとともに巡る旅
★4日目
季節毎に表情を変える八甲田山。秋は見事な紅葉を期待させる。
8月14日(木)
早朝 大深温泉→酸ヶ湯温泉
8:00 八甲田山(一周計 約5時間)
酸ヶ湯温泉(湯治場泊)
冬は雪に覆われ、寄せ付けがたい空気が漂う八甲田だが、夏は避暑地として大盛況のスポットだ。森の中のドライブも、窓を開けると高度が上がる毎に涼しくなる空気を感じて気持ちがいい。
酸ヶ湯温泉の東側の鳥居をくぐって山を登っていくと、地獄湯沢という沢に出る。温泉の影響で岩は硫黄の色で、いかにも地獄と言いたくなるような沢である。
そんな沢沿いを登っていくと、仙人岱という湿地に出る。所々標識のようなものがあるが、それは冬山用の標識らしい。このエリアはバックカントリーでも有名な場所だ。湿原を抜けて傾斜を登ると、あっという間に八甲田山の最高峰大岳に辿り着く。遠くには岩木山がうっすらと見えた。
帰りは上毛岱方面に下りる。下・上毛岱を結ぶ長い階段からの景色は圧巻!10月からの季節はおそらく今までに見たことがないほど、綺麗な紅葉を見ることが出来るだろう。来年は紅葉の季節にしよう。
白い幹に青々とした緑が生い茂る美しい森を抜けると、酸ヶ湯温泉が麓に見えてくる。ph2.3ぐらいの強烈な酸性の酸ヶ湯に浸かると、擦り傷がピリピリと痛かった。
酸ヶ湯温泉
〒030-0111
青森県青森市荒川字南荒川山国有林小字酸ヶ湯沢50
017-738-6400