元五輪アルペン・スキーヤー、オススメ!プロならではの視点と興味でピックアップした全国スキー場5選
雪山スキーのエキスパート・佐々木明氏が魅力を語る、『SALOMON』があるゲレンデにJeep®で走り出そう!
ウインタースポーツがよりホットになっていくこの時期、全国の積雪情報に目や耳を奪われつつ、いつ滑り出そうかと気もそぞろなJeep®ファンも多いはず。そこでJeep®は、1947年にフランス・アルプスで誕生したマウンテンスポーツブランドの雄、『SALOMON(サロモン)』とのコラボキャンペーン、その名も<SALOMON×Jeep® Real Winter Campaign>を、シーズン真っ只中の1月24日(土)~3月22日(日)の8週間に渡って展開する。
※キャンペーンは2015年1月24日(土)~3月22日(日)に開催されたものです。
それに合わせてここでは、『SALOMON』レーシングチームのメンバーであり、オールマウンテン・ザ・スキーヤーの佐々木明氏がお勧めしたいと語る「スペシャルリコメンド・スキー場」と、佐々木氏自身は未踏ながらいつか必ずと期待している「行ってみたいスキー場」、計5か所を特別にピックアップしてもらった。長年ワールドカップや五輪を戦ってきたプロスキーヤーがどんなコースを選ぶのか興味津々だ。
スペシャルリコメンド・スキー場
【北海道】ルスツリゾート
ここのリセット率は世界ナンバーワン
佐々木選手コメント
北海道出身の僕にとっては、大会がある度に滑ってきた馴染み深いコースです。今や北海度の雪質の高さは世界的なブランドになるほど有名で、その上でルスツは滑走コースの数がとにかく多くロングランを楽しむことができます。また、イゾラ、イースト、ウェストの3つの山を使ったコースは、まるでヨーロッパや北米のリゾートのよう。広大な自然の中で思い切り滑れるよろこびを幼少期から感じてきました。
ルスツが特に素晴らしいのはリセット率の高さです。リセット率とは、ノートラックの雪の上を滑れるまでにかかる時間の速さ。それを高めるには、ゆっくり穏やかに降雪する気象条件が必要とされます。そんな雪の降り方に恵まれた北海道のコースはどこもリセット率が高いのですが、中でもルスツはナンバーワン!20年近く世界中を滑ってきましたが、未だかつてルスツほどのリセット率は体験したことがありません。
INFO:ルスツリゾート
URL:http://rusutsu.co.jp/
【新潟県】ガーラ湯沢
こんなに楽にスキーができるのはここだけ
佐々木選手コメント
先に挙げたコースにくらべるとガーラ湯沢はコンパクトですが、何よりコースのレイアウトがいい。ここの急斜面が気に入り、現役時代はトレーニング地として選んでいたこともあるほどです。スノーパークという別名もあるので、ジブアイテムやキッカーの種類も豊富。名物のビックキッカーは、たとえ飛べなくても見に行く価値アリですね。
ガーラ湯沢最大の魅力は、やはり関東からのアクセスのよさ!その国の誇る最高最速の移動手段でスキー場のロッヂに直接乗り入れるところなど、世界各地を滑った僕ですら見たことも聞いたこともありません。手ぶらでもオッケー。こんなに楽にスキーができるのは世界広しといえどもガーラ湯沢だけです。
INFO:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢字茅平1039-2
URL:https://gala.co.jp/winter/
【長野県】野沢温泉スキー場
スキー以外も思い切り楽しめます
佐々木選手コメント
北海道に次ぐ雪質の高さでオススメしたいのは野沢温泉です。ここの雪質は、そのやわらかさで生まれるカービングのしやすさが特徴です。コースも、初級者から上級者まで各レベルに合わせた難易度を備えたレイアウトを設定。家族や仲間で訪れるには最適でしょう。
僕が野沢温泉を挙げたもうひとつの理由は、スキー以外の楽しみが充実している点です。なにしろ野沢は日本有数の温泉地。村の中心部の町並みは心まで温まります。外湯巡りでは、温泉まんじゅうや名物のバナナロールをぜひ。僕が必ず買うのは、福田屋の手作りフルーツジャム。愛がたくさんこもったジャムは、トーストやパンケーキはもちろんヨーグルトに合わせても最高です。そう、夜は外国気分を味わえるオシャレなBARでお酒を飲むのもいいですね。
またスキー場の中腹には、普段の生活では体験し得ない環境の中で食事が楽しめるレストランが数多くあります。上の平のパラダイスゲレンデ中腹にある「レストランぶな」のブナカレー、トッピング全部のせで最後はソフトクリームを注文するのが、これまた僕の定番です。
INFO:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷7653
URL:http://www.nozawaski.com/