夢に見たパウダースノーの世界。憧れのバックカントリースキーに挑む
すぐれた動力性能と小回りのきく使いやすさが融合したスモールSUV『Jeep® Renegade TRAILHAWK』。「裏山の自然地形で思いのままシュプールを刻みたい!」という夢を叶えるために、いざ雪山へ。
憧れのバッククカントリースキー。挑戦的なクルマとともに、いざフィールドへ。スキー歴は20年強。仕事でも遊びでも常に新しい環境を体験したいという想いがあり、何年も前からバックカントリースキーをしたいと考えていました。ゲレンデ内の非圧雪コースで滑ったり、用具を揃えたり下準備はしたものの、コース外の滑走は未体験でわからないことだらけ。なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、今回は山岳ガイドさんも同行するので安心して挑戦できます。やっと夢が叶うこの機会がとても楽しみです!
『Jeep® Renegade TRAILHAWK』を駆り、憧れのバックカントリーへ
北海道出身の孫田岳史さんは、雪国で育ったこともあり、幼少期からスキーに親しんできた。大学進学で関東に移り住んだあとも冬になるとスキー場に出かけ、滑りを楽しむ生活を続けている。
「何年も前からバックカントリースキーに憧れていました。整備されたゲレンデのコース滑走も爽快ですが、自然地形の天然雪に自由にシュプールを刻む、そんな滑りを体験してみたかったんです」
理学療法士としてスポーツチームのアスレティックトレーナーを務め、体力には自信がある。裏山に飛び出すため、パウダー用のスキーを手に入れ、スキー場のパウダーエリアでスキルも磨いた。そしてついに念願のバックカントリースキーに挑戦することに。
関越道・湯沢ICから車でかぐらスキー場に向かう。群馬県と新潟県を結ぶ三国街道は山間を抜けるカーブの多い峠道。暖冬の今シーズン、山麓の湯沢町は例年よりも雪が少なかったが、昨日から降る雪で路面は白い。相棒の『Jeep® Renegade TRAILHAWK (ジープ レネゲード トレイルホーク)』は雪の坂道を力強く上り、U字のカーブも安定した走りで進む。
スキー場からロープウェイとリフトを乗り継ぎ、山腹の和田小屋を目指した。そこが山岳ガイドの水野さんとの待ち合わせ場所だ。運転中も鎮まることのない、初めてのバックカントリースキーへの高揚感を、きびきびとした走りの『Jeep® Renegade TRAILHAWK』がさらに加速させていく。
「はじめまして」と握手を交わし、早速、水野さんからビーコン、プローブ、スコップといったアバランチギアの役割と使い方、雪崩のリスクなど、バックカントリースキーの説明を受ける。
「雪に埋もれたら15分以内の生存率で90%だそうで、雪崩のリスクは想像以上にハードだと知りました。水野さんの話を聞くうちに、じわじわと緊張感が湧いてきました。街で負傷したら救急車も呼べるし、周りの人からサポートしてもらえる。でも、山では自分の安全は自分で守り、すべて自己管理しなければいけない。あらためてバックカントリーでの危機管理を実感しました。同時に、そのなかでどう楽しむか、と考える自分もいました」
翌朝早朝、小屋を出てスキー場最上部から山に入る。アバランチギアを確認し、スキーにシールを装着。昨晩、さらに雪が降り、山はトラックのないパウダースノーに覆われていた。かぐらエリアは積雪量が豊富で、木立の少ないオープンバーンが多く点在し、バックカントリースキーの人気地なのだ。傾斜がなだらかなので息があがることなく登れるが、今日のような曇りの日はピークが見えず目指す方向がわかりにくい。地形に慣れた水野さんがルートを選び、そのあとに孫田さんが続く。静かな雪山に響くのは、ヒールフリーのビンディングがカツンカツンと当たる音。そして一定のリズムで繰り返す自分の息遣い。
向かう途中も止むことのない、挑戦への高揚感。
「かぐらスキー場は、10年程前の学生時代に滑りに来た以来。そのときはコース内を滑りましたが、そこから飛び出すと全然景色が違います。雪は深いし、自然が本当にきれいですね」
途中で休憩をはさみながら、1時間ちょっとで神楽ヶ峰に到着。あいにくの曇りで眺望は恵まれなかったが、ピークを踏んだ達成感はやはり嬉しい。水野さんとハイタッチを交わし、登頂の喜びを味わった。ひと息ついたら、いよいよ滑走の準備にとりかかる。登山と違い、バックカントリースキーはこれからが本番なのだ。
ファーストランの直前、自然の雪面を目の前に「いよいよこれから楽しいことがはじまる!」と孫田さんの心は高揚感に包まれた。
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