Ski & Snowboard

2016.04.13

夢に見たパウダースノーの世界。憧れのバックカントリースキーに挑む

すぐれた動力性能と小回りのきく使いやすさが融合したスモールSUV『Jeep® Renegade TRAILHAWK』。「裏山の自然地形で思いのままシュプールを刻みたい!」という夢を叶えるために、いざ雪山へ。

憧れのバッククカントリースキー。挑戦的なクルマとともに、いざフィールドへ。スキー歴は20年強。仕事でも遊びでも常に新しい環境を体験したいという想いがあり、何年も前からバックカントリースキーをしたいと考えていました。ゲレンデ内の非圧雪コースで滑ったり、用具を揃えたり下準備はしたものの、コース外の滑走は未体験でわからないことだらけ。なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、今回は山岳ガイドさんも同行するので安心して挑戦できます。やっと夢が叶うこの機会がとても楽しみです!

『Jeep® Renegade TRAILHAWK』を駆り、憧れのバックカントリーへ

北海道出身の孫田岳史さんは、雪国で育ったこともあり、幼少期からスキーに親しんできた。大学進学で関東に移り住んだあとも冬になるとスキー場に出かけ、滑りを楽しむ生活を続けている。
「何年も前からバックカントリースキーに憧れていました。整備されたゲレンデのコース滑走も爽快ですが、自然地形の天然雪に自由にシュプールを刻む、そんな滑りを体験してみたかったんです」

理学療法士としてスポーツチームのアスレティックトレーナーを務め、体力には自信がある。裏山に飛び出すため、パウダー用のスキーを手に入れ、スキー場のパウダーエリアでスキルも磨いた。そしてついに念願のバックカントリースキーに挑戦することに。

関越道・湯沢ICから車でかぐらスキー場に向かう。群馬県と新潟県を結ぶ三国街道は山間を抜けるカーブの多い峠道。暖冬の今シーズン、山麓の湯沢町は例年よりも雪が少なかったが、昨日から降る雪で路面は白い。相棒の『Jeep® Renegade TRAILHAWK (ジープ レネゲード トレイルホーク)』は雪の坂道を力強く上り、U字のカーブも安定した走りで進む。

スキー場からロープウェイとリフトを乗り継ぎ、山腹の和田小屋を目指した。そこが山岳ガイドの水野さんとの待ち合わせ場所だ。運転中も鎮まることのない、初めてのバックカントリースキーへの高揚感を、きびきびとした走りの『Jeep® Renegade TRAILHAWK』がさらに加速させていく。

「はじめまして」と握手を交わし、早速、水野さんからビーコン、プローブ、スコップといったアバランチギアの役割と使い方、雪崩のリスクなど、バックカントリースキーの説明を受ける。

「雪に埋もれたら15分以内の生存率で90%だそうで、雪崩のリスクは想像以上にハードだと知りました。水野さんの話を聞くうちに、じわじわと緊張感が湧いてきました。街で負傷したら救急車も呼べるし、周りの人からサポートしてもらえる。でも、山では自分の安全は自分で守り、すべて自己管理しなければいけない。あらためてバックカントリーでの危機管理を実感しました。同時に、そのなかでどう楽しむか、と考える自分もいました」

bearenegade160311_01-706x470 夢に見たパウダースノーの世界。憧れのバックカントリースキーに挑む

1/雪の少ない今シーズンだが、初のバックカントリースキーに挑戦する孫田さんを迎えるように、昨日から降り始めた雪。パウダースノーへ刻む、ファーストトラックへの期待が高まる
2/ 小ぶりなボディで小回りがきき、ジープならではの高い動力性能を発揮するスモールSUV『Jeep® Renegade TRAILHAWK』。インテリアのあちこちにジープの伝統「7スロット」が配置された、ジープ好きにはたまらない意匠。テールランプは昔ながらのガス缶をイメージしデザインされている。おしゃれで力強く、街中にもオフロードにも似合うSUVだ
3/ 今回の裏山案内人、水野さんにバックカントリーでの注意点を聞く。ビーコンなどのアバランチギアを手にすると、憧れだったバックカントリースキーが現実味を帯び、緊張感が湧き出す。同時に楽しみたい気持ちも起こったという孫田さんのチャレンジ精神の意識は高い

翌朝早朝、小屋を出てスキー場最上部から山に入る。アバランチギアを確認し、スキーにシールを装着。昨晩、さらに雪が降り、山はトラックのないパウダースノーに覆われていた。かぐらエリアは積雪量が豊富で、木立の少ないオープンバーンが多く点在し、バックカントリースキーの人気地なのだ。傾斜がなだらかなので息があがることなく登れるが、今日のような曇りの日はピークが見えず目指す方向がわかりにくい。地形に慣れた水野さんがルートを選び、そのあとに孫田さんが続く。静かな雪山に響くのは、ヒールフリーのビンディングがカツンカツンと当たる音。そして一定のリズムで繰り返す自分の息遣い。

向かう途中も止むことのない、挑戦への高揚感。

「かぐらスキー場は、10年程前の学生時代に滑りに来た以来。そのときはコース内を滑りましたが、そこから飛び出すと全然景色が違います。雪は深いし、自然が本当にきれいですね」

途中で休憩をはさみながら、1時間ちょっとで神楽ヶ峰に到着。あいにくの曇りで眺望は恵まれなかったが、ピークを踏んだ達成感はやはり嬉しい。水野さんとハイタッチを交わし、登頂の喜びを味わった。ひと息ついたら、いよいよ滑走の準備にとりかかる。登山と違い、バックカントリースキーはこれからが本番なのだ。

ファーストランの直前、自然の雪面を目の前に「いよいよこれから楽しいことがはじまる!」と孫田さんの心は高揚感に包まれた。

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