Jeep®がサポートする River SUP Team JAPAN が今年も集結!<Gopro Mountain Games>参戦直前のトレーニングに密着。
初出場ながら5位入賞!今年も本場アメリカでの世界大会へ挑む貴貫広子さんにインタビュー。
今年で2度目の出場となる、Team Japan女性メンバーの1人、貴貫広子さんは、1年満たないSUP経験から昨年の<Gopro Mountain Games>に初出場し、見事Down River SUP Sprint・ウィメンズ部門にて5位入賞を勝ち取ったツワモノ。もともと、実業団のマラソンランナーとして数々の国際レースに出場し成績を残してきたとはいえ、この短期間での快挙はSUPに興味を持ち始めた女性たちを大いにその気にさせたはず。しかも昭島消防署の消防士長というハードな仕事をこなしながらというから驚きだ。そんな彼女に、SUPの魅力や大会について伺った。
ーーSUPとの出会いから聞かせてください。
一昨年、職場のみんなとここにラフティングで来た時、激流をSUPで下っている人たちと出会ってすごい衝撃を受けて。ラフティングのガイドの方を通じて高畑選手と知り合い、ここで練習を始めました。
ーー1年未満でコロラド大会に出場したのはすごいですね!
はじめは遊び程度のつもりでいたんですけど、(藤村)育三さんに「多摩川全流80kmを一緒に下ろう」って声をかけてもらって。育三さんとヤクさん(高畑選手)は、川が生まれてから海に着くまでの”川の一生をたどる80km”を大切にしているんです。それが目標になり、それが終わったら今度は「コロラド出よう」って、どんどん目標が出てきて。そのうちハマっちゃいました(笑)。
ーー80kmって時間にしてどれぐらいなんですか?
御岳山から多摩川を下り羽田空港の先の東京湾まで。朝6時スタート、ゴールは夜の8時でした。ゴール近くの空港近辺は向かい風でパドルを必死で漕ぎながらなので泣きそうでしたけど(笑)。ちなみにSUP初チャレンジからこの時点でまだ2か月だったんです。
ーースゴすぎます。スポーツ面以外でのSUPの楽しみというと?
完走する達成感ももちろんあるんですが、自然の中で自然に遊ばせてもらってる、触れ合うことができるのがすごく気持ちいんです。SUPにハマる前は休日はダラダラ過ごしてたんですよ。でもここにきたら自然の中で遊べるし、いろんな出会いもあるし、ライフスタイルが変わりました。
ーー静水の海や湖とリバーSUPの一番の違いは?
川の流れを読む、ライン取りで全然タイムが変わってくるのが面白い。いろんなロジックがあって、流れを読んでうまくいった時はすごく楽しいですね。体幹も鍛えられるし、バランス感覚も磨かれると思います。
ーー試合が行われるコロラド州での楽しみといえば?
自然の中で無駄のないライフスタイルを送っているのが魅力的で、食事もヘルシーなんです。ランナー時代に高地トレーニングで1年間滞在したこともあるんですが、アウトドアが身近で生活の中に浸透している地なんですよ。
ーーでは最後にズバリ今年の目標は?
計画的にみんなで練習してきたので、今年も表彰台を狙いたいですね!
メンバー全員、自然の中でのスポーツを得意としているだけあって、彼らにとって「80kmのダウンリバー」は、山、川、海が繋がっていることを体感するための1つのライフワークなのである。Jeep®が大切にしている”Go Anywhere, Do Anything®(どこへでも行ける。何でもできる。)”の精神で、ホームグラウンド「御岳」から世界へと挑む彼らを応援したい。