山道具のプロ、平野応典さんが『Jeep® Wrangler』に乗った!
『山の店デナリ』オーナー兼クライマー・平野応典さん ×『Jeep® Wrangler Unlimited Sport』
“山道具選びにはこの人あり”と言われるプロと、『Jeep® Wrangler(ラングラー アンリミテッド スポーツ)』に乗ってアイスクライミングに出かけた。“魂がこもった道具に徹底的にこだわる”という山道具選びのプロははたして、Jeep®の誇る本格SUVをどうインプレしたのだろうか。
『Jeep® Wrangler』で行ったアイスクライミング
平野応典さんは、東京・四谷にある『山の店 デナリ』のオーナー。アルパインクライミングに特化した品揃えと、豊富な専門知識に根ざした濃密な接客は、山道具店随一の個性派として知られている。なにしろ、2時間を超える接客はざら。その人が本当に必要な道具を選んで、納得して買っていただく。そのためには、どれだけの時間を使っても惜しくないというのが平野さんの考え。また、自身クライマーでもあるので、道具を選ぶだけでなく、実際に使ったうえでのセレクトには妥協がなく、その点からも山岳ガイドやトップクライマーといったプロたちからも頼りにされている。いわば山道具の“目利き”的存在なのである。
そんな平野さんと訪れたのは長野県川上村にある岩根山荘のアイスツリー。車で目の前まで入れるアクセスの良さもあって、アイスクライミングのトレーニングに人気を博している。平野さん自身、イベントなどでよく訪れるというこのアイスツリーを登りつつ、まずはアイスクライミングの魅力について語ってもらった。
「アイスクライミングは、冬しかできないスポーツです。凍ってなければ登れませんし、岩場と違って、氷は毎日表情をかえるので、独特な面白さがあるんですよね。自分のアイスアックスで叩いた氷が落ちてしまえば表情は変わるし、また氷が発達してくれば、同じ場所でも以前の氷と違うものになる。毎回違うし、非常に変化に富んだクライミングが魅力です。
アイスクライミングは簡単ではありませんが、その気になれば、だれでも挑戦できるものです。難しいことにチャレンジするのはやっぱり面白いし、なにしろ、登り切ったときの充実感が違います。ただ正直言えば、あぁ落ちなくて良かったぁ、っていうのが本音だったりしますけどね(笑)」
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