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2024.11.28

【Jeepオーナーインタビュー】ずっと魅力的でいたい自分と、いまだから出会った相棒・レネゲード

RealStyleではこれまで、さまざまなライフスタイルを謳歌するJeepオーナーのインタビューをお届けしてきた。そして今回、20代前半という若さでJeepというロマンに憧れた初々しいオーナーがまたひとり登場。彼の相棒は、アウトドアでも都会でも映える“2面性”を持った、赤のレネゲードだ。

アウトドアでも都会でも。直感を信じて手に入れた赤のレネゲード

「クルマが欲しい気持ちはモチベーションになっているので、自分はわりと古いタイプの人間だと思います。いいクルマに乗って、いい家に住んで、というタイプなので。自分自身もずっとカッコ良くいたいし、魅力的でいたい。だからJeepに惹かれるのかもしれません」

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まっすぐな目でそう語るのは、群馬県在住のHikaruさん(24歳)。2年前に『ジープ レネゲード(Jeep Renegade)』を購入した若きオーナーで、この日の現場には、購入当時のInstagramで「人生で一番高い買い物した」と語る、都会的なレッドの相棒とともに現れた。

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「高校を卒業して18歳で免許は取りましたが、クルマに乗るようになったのはコロナ禍になってからです。大学の1・2年生が埼玉のキャンパスで行くことも少なかったので、群馬の実家に暮らしていて。そのときにマイカーではなくて、親のクルマに乗るようになりました」

ただし、もともと小さいころからクルマに興味があったHikaruさん。それは両親の影響が大きかったという。父も母も大のクルマ好きで、特に外車好き。その影響で、クルマは移動のために使うものというよりは、趣味として楽しむためのものというイメージが昔からあったそうだ。

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「本格的にクルマに目覚めたのは大学生のとき。実際に乗るようになると自分のクルマが欲しいと思うようになり、周りの友達で買う人も出てきた。それで就活が終わって配属が決まる前に、勢いでクルマを購入。その時点でJeepに対してそこまで詳しいわけではありませんでした」

Hikaruさんが探していたのは、移動の手段ではなくて趣味や遊びで楽しめるクルマ。

「そういう視点でいろいろなクルマを調べていくと、レネゲードがぴったりだったんです。自分の中で『買うならこのクルマ!』という候補が5台あって、その中にJeepは常にありました。それであるときにJeepのショールームを見に行くと、赤いレネゲードが展示されていて、『これカッコいい!』と一目惚れ。それがちょうど2年前で、いま乗っているのがそのときのレネゲードです」

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まさに直感で決めた相棒。まだ20代前半で、Jeepを一念発起で買ってしまう行動力が素晴らしい。そしてHikaruさんの中で決め手となったのは、レネゲードの持つ“2面性”だった。

「レネゲートはおしゃれな雰囲気があり、乗っている自分が楽しそうというか、テンションが上がりそうなイメージが、ほかの候補のクルマよりもありました。あと小学校のときから夏に旅行したりキャンプに行ったり、けっこう外に出る家族だったので、アウトドアも好きで。その意味でレネゲードはアウトドアにも行けるし、都会でも映えるし、両方にハマるクルマだと思いました」

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レネゲードという憧れの相棒で広がる、遊びとライフスタイル

勢いのままに憧れのJeepを手に入れたHikaruさんだが、レネゲードを購入するにあたって何も心配事がなかったわけではない。そもそも両親が大のクルマ好きのため、前提としての理解はあったとはいえ、最初は「大学生が買って大丈夫なの?」という心配の方が強かったようだ。

「初期費用や月々の返済、残クレ(残価設定クレジット)などを考えたときに、レネゲードはJeepの中でも手が届きやすかったんです。それは親の説得材料になりました。正直、維持費を含めお金の面は自分にとって安いわけではないですけど、工夫すればこの部分は節約できるとかを考えて。個人的にメンテナンスパックは入っておいて良かったなと思います。入っていないとオイル交換とかも高いですし、月々の支払いとガソリン代、維持費などを考えながら乗っています」

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最初はレネゲードを実家に置いて、必要なときだけ取りに行って乗るスタイル。通っていた大学のキャンパスに行ったり、あとはアウトドアで山に行ったり。友達と一緒というよりは、ひとりでドライブを楽しむことが多かったHikaruさん。車中泊で日の出を見に行ったこともあった。

「Jeepって無骨でワイルドな人ばかりが乗っているイメージでしたが、レネゲードに乗るようになって、そういう人じゃなくても幅広く似合うクルマだなと思いました。レネゲードは先ほども言ったみたいに都会も合うし、街に出ると女性で乗っている方も多いように感じます」

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Jeepオーナーならきっと誰もが持っていて、共感するであろう、“自分の相棒の好きな姿”。Hikaruさんの場合は、レネゲードをホイールベースで横から見る姿だという。

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「レネゲードは前から見るとコンパクトでかわいく見えますが、横から見ると迫力があってカッコいい。あともちろん、インパクトのある赤っていう色も攻めていてお気に入りです。乗り心地に関しては、母親が乗っていたFIATとレネゲードは、運転する感覚が近いように感じます。そのおかげか、レネゲードの癖というか特徴は、乗り始めてすぐになじむことができました」

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Hikaruさんはレネゲードに乗るようになって、クルマ熱だけではなく、キャンプ熱も盛り上がっている。そんなアウトドアでの相乗効果も、Jeepに乗ることの醍醐味と言えるだろう。

「キャンプで使うギアはほぼ揃って、あとは寝袋ぐらいです。小さいときに家族で使っていたテーブルが、ロースタイルにハマるのでお気に入り。あと大きめのコンテナが2個ちょうど積めるので、それにギアを入れています。泊まりはまだやっていないですけど、日帰りで焚き火をやったり、ごはんを作ったり。そういうことを考えるのが楽しいし、レネゲードと楽しめるのも最高です」

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テーマは“どうせやるなら”。Jeepが人生のモチベーションになる

Hikaruさんの友達でクルマに乗る人は多いが、まだJeepオーナーとの交流はほぼない。ただし、この取材の数日後に友達つながりで、Jeepオーナーと会うことになったという。

「友達が僕のインスタを紹介してくれて会うことになりました。Jeepオーナーの方はSNSを精力的にやっていますよね。カスタムしたJeepとかも見ますが、自分はシンプルなままで乗る方が好きです。やっぱり、自然にも街にも似合うレネゲードの“2面性”は大事にしたいので」

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長距離ドライブが好きで、「好きな音楽をかけて乗っている時間がリラックスできる」と語るHikaruさん。あとその際に、「“いまの自分、ちょっとカッコ良くない?”って思わせてくれるのがJeepの魅力」と、少し照れながら話してくれた。そして、次なる野望も教えてくれた。

「いまのレネゲードはもちろん気に入っていますが、やっぱり次に乗るとしたら『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』。いまはラングラーに乗るために仕事を頑張ろうと思うし、給料を上げていいクルマに乗って、また給料を上げるっていうサイクルを作りたい。自分の場合、仕事のモチベーションがクルマにあって、プライベートと仕事の境目をできるだけなくしたいタイプなんです」

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▲『ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)』(Photo:Takahiro Nakanishi)

レネゲードに乗った結果、ラングラーに乗りたいと思う──それはJeepオーナーとしてはある意味、既定路線とも言える流れで、共感する方もきっと多いのではないだろうか。

「僕からしたらレネゲードは独身男性のクルマとしては完璧で、いまでも買って良かったと思っています。それにレネゲードに乗るタイミングって、いまで良かったなと。この先もし結婚したり、子どもが生まれたりしたら、それこそラングラーとか、レネゲードより大きなクルマを自分は欲しくなる。そう考えると、レネゲードはいまの自分だから選んだ相棒なんだと思います」

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冒頭でも述べたように、Jeepが自分の人生のモチベーションになっているHikaruさん。レネゲードを購入してまだ2年だが、その振る舞いや思考は、もうすでに立派なJeepオーナーだ。

「自分の中の人生のキーワードは、“どうせやるなら”。仕事も趣味もどうせやるならとことんやりたいですし、Jeepに関しては仕事のモチベーションにしようと思ってレネゲードを買ったわけではないですが、結果的にモチベーションになっています。それとJeepは自分にとってずっと魅力的でいてくれる存在なので、自分もJeepに似合う男でずっと居続けたいと思っています」

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20代前半で憧れのJeepを手に入れ、レネゲードからラングラーへとさらなる夢を抱くHikaruさん。取材の最後に、「実は具体的にラングラーを買う計画も立てていて……」と教えてくれた。その目は純粋に輝いている──もしかしたら、オーナー取材で再び会う日は近いのかもしれない。

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Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:後藤 薫

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