【最新おすすめウォータースポーツ9選!】空飛ぶサーフィンや激流下りのリバーSUPなど、遊びの達人が紹介する、Jeepで行く最先端“ウォータースポーツ”!
本格的なサマーシーズンが到来!そこで今回はJeeper×遊びの達人の藤村育三さんが、“ウェイクフォイルサーフィン”“電動フォイルクルージング”“Wing SUP”といったさまざまな最先端のウォータースポーツ&アクティビティをご紹介。
夏の定番・ウォータースポーツといえばサーフィン! けれどもサーフィンは波や風のコンディション次第で、せっかくの休日というタイミングで良い波と出会えるとは限らない。そこで今回はRealStyleにもたびたび登場し、世界中からアドベンチャートリップのレポートを届けてくれるJeeper×遊びの達人の藤村育三さんに、波がないときにでも楽しめる最先端のウォータースポーツを教えてもらった。また、記事の後半ではそれら以外のJeepで楽しむウォータースポーツ&アクティビティも併せてご紹介。さあこの夏は、Jeepと共に新たな世界にチャレンジしよう!
※この記事の後半部分は、2016.05.20に掲載した「Jeepで楽しむマリンスポーツ&アクティビティ8選!今年の夏はアクティブに!」の内容を再編集したものです。
ウェイクフォイルサーフィン
最先端! 独特の浮遊感が魅力の“空飛ぶサーフィン”
最近の横乗り系の進化は止まらず、次々と新しい乗り物が登場中! フォイルサーフィンはその一つで、サーフボードの下にハイドロフォイルと呼ばれる水中翼を装着することによって、波に乗った推進力で宙に浮き上がることができる。小さな波でも浮力を飛ぶ力に変えられることから、普通のサーフィンでは物足りないサイズの波でも十分遊べることが脚光を浴びている理由の一つで、日本においてもここ数年で少しずつだが増えてきている。
独特の浮遊感が注目を浴び始めたフォイルサーフィンだが、最先端かつサーフィンや波を知り尽くした者だけがトライできるウォータースポーツなので、いきなり海に行ってできるものではない。そこで周りに誰もいないところ&ボートの引き波で練習する方法がおすすめ。ウェイクサーフィンのように引き波に乗ることで比較的安全に乗り方を習得することができる。さらにインストラクターがすぐ目の前でコーチングしてくれれば上達も早い。
また、最初はウェイクサーフィンやトーイングフォイルから始めてみるのもいい。ウェイクボードのようにラインで引っ張ってもらいながら飛ぶコツを覚えたり、ボートの引き波でフォイルサーフィンできるようになったりしたら、今度はいよいよ海へチャレンジ! 一度でも成功すれば、その空を飛ぶ感覚にハマること間違いなしだ。
【Information】
ローカス鎌倉
https://www.locus-jp.net/netshop/
「最初は必ずショップのスタッフや経験者と一緒に始めましょう。海、川、湖にはそれぞれローカルのルールがあり、それを尊重して安全に遊ぶことを心掛けてください。ローカス鎌倉はマルチにフォイルを提案しているお店。いろんな遊び方を提案してくれますよ!」(藤村育三)
電動フォイルクルージング
まるで“Back to the Future”のホバーボードで優雅に浮遊
海に波がない、ボートの引き波もない。そんなときは湖で電動フォイルクルージング! 前段で最先端のウォータースポーツとしてフォイルサーフィンを紹介したが、人間の欲というのは果てしないもので……“空飛ぶサーフィン”にどっぷりハマってしまった人たちによって開発されたのが、このモーター付きフォイルボードだ。
小さなモーターとプロペラながら驚くほどのスピード感で湖上を空中クルージングできるというスポーツで、使い方としてはまず右手に持っているコントローラーでスピードを調節。そして腹這いからスタートし、少し加速してから立ち上がると……水面から50cmほど浮き上がり、そこから見える景色は別世界!! そしてその様はまるで、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した宙に浮かぶスケートボード「ホバーボード」のようだ。
琵琶湖にあるASOBIWAは、今のところ日本で唯一この電動フォイルクルージングが楽しめる施設で、波のない鏡面のような穏やかな琵琶湖で神秘的な体験ができる。また、おしゃれなRcafeで道具の説明を受けられ、ボードのレンタルをしたあとはインストラクターが丁寧に指導してくれるため、誰でも電動フォイル体験を満喫できるだろう。
【Information】
ASOBIWA比良BASE(R cafe内)
〒520-0503 滋賀県大津市北比良934-2
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日(7~9月は無休)
ご予約はこちら
受付時間:9:00~18:00
TEL:077-535-9165
FAX:077-596-1354
担当者携帯番号:090-3949-3377
mail:info@asobiwa-biwako.com
Wing SUP
ウィングで直感的に操作&水面を滑走。風の日がパラダイスに!
サーフィンやSUP(=Stand Up Paddleboard)にとって強風の日は嫌なもの。けれどもこのウィングさえあれば、風の日が一躍パラダイスに! Wing SUPはその名の通り、空気でふくらませた巨大なカイト(凧)のようなものにハンドルが付いたウィングを使うことで、ボードにマストが固定されたウインドサーフィンよりも直感的に風をつかむことができるのが魅力。パドルの代わりにウィングを持って水面を滑走することで、これまでにない新感覚を味わえる。
ウインドサーフィン経験者はもちろん、ウインドサーフィンやヨットをやったことない人でも半日あればできるようになるお手軽さも魅力で、ウインド系スポーツの入門にはもってこい!
ただし「気持ちよく風に乗っていたら、沖に行き過ぎて帰れない!」なんていう遭難事故を起こさないためにも、自分で確実に風が読めるようになるまでは必ずスクールに入るか、インストラクターと一緒に遊ぼう!
【Information】
横須賀パドルクラブ
https://www.yokosukapc.com/
スーパーフライ(名古屋)
https://www.proshopsuperfly.com/
FiNe
http://55fine.com/
「まだまだ認知度の低いWing SUPですが、いろいろなショップが今まさに積極的に取り入れている新しい遊び。特に三浦にあるFiNe(ファイン)は丁寧な教え方に定評があります!」(藤村育三)
リバーSUP/モンスターSUP
トムソーヤの冒険気分で、エキサイティングなダウンリバー!
最近かなり知名度が上がってきたSUP。ちまたでは「海や湖でまったりクルージング」というイメージが定着しつつあるが、激流を下るリバーSUPという楽しみ方もある。それは先ほど述べたイメージとは異なり、ラフティングが行われているような場所をSUPでダウンリバーするエキサイティングな遊びだ。
もちろんいきなり激流にチャレンジするのではなく、初心者はまずは川を知るところから始めてみよう。川は知れば知るほど海とは異なる独特の法則やリズムがあり、新たなウォータースポーツの醍醐味を味わえるはず。
まずは穏やかな絶景の中をリバーガイドと一緒にダウンリバーするのが、リバースポーツ入門編としておすすめ。川の中からみる景色は臨場感たっぷりで、そのアドベンチャー気分は格別だ。
そして、巨大なSUPに乗ってみんなで力を合わせて川を下る、モンスターSUPダウンリバーも要チェック! ラフティングやSUPとまったく違う面白さにハマる人が続出している。
【Information】
カヌーヴィレッジ長瀞
https://www.canoevillage.com
「都内から2時間以内で行ける大自然の中、川遊びのプロたちがいろいろな場所へ冒険に連れて行ってくれます」(藤村育三)
R-lab(群馬エリア)
https://rlabo-outdoor.com
「伝説的なスノーボーダーのRamaが主催するR-labo。横乗り系のカリスマが、リバーSUPや湖クルージングを盛り上げながら楽しませてくれる」(藤村育三)
リバーサーフィン
エンドレスで波に乗っていられる、夢のような川のサーフィン
サーファーは習性として「波を見たら乗ってみたい」と思う生き物で、それは海だけでなく川も同様。川を舞台にしたリバーサーフィンはここ何年か海外のyoutubeなどで見かけるようになってきたが、実は日本でもできる場所があるのはご存知だろうか? リバーウェーブは海と違って同じ場所でずっとブレイクしているため、エンドレスで波に乗っていられるという、サーファーにとってはある意味“夢のようなサーフィン”。
リバーサーフィンの第一歩は波を探すところから。SUPなどでダウンリバーしながら波を探すため、川での経験や正しい知識・道具などが必要不可欠であり、本来はダウンリバーできる技量を持つ者のみが楽しめる特権的なスポーツだ。
海のサーフィンと違い、上流に向かって同じ場所に居続けるのがリバーサーフィン。物理的に、前に進んでいるわけではないが独自の疾走感とスピード感がある。川には独自の魅力や面白さがある反面、流水特有の危険もあるので、たとえ海のサーフィンの上級者でも必ずリバーガイドと一緒にトライしよう。
関東で2ヵ所だけ、本格的にリバーサーフィンを学べるところがあり、そこでは東京を流れる2大河川の多摩川と荒川の上流をフィールドに、日本のリバーサーフィンのフロンティアたちが丁寧に指導してくれる。川には海と異なる危険がたくさんあるため、まずは川を知るところから始めながら、徐々にリバーサーフィンの世界を堪能していこう。どちらも都内から2時間以内というアクセスの良さなので、気になる方はぜひチャレンジしてみては?
【Information】
River Base HALAU
https://halau.tokyo.jp
「多摩川上流にある御岳のリバーベース。リバーSUP・リバーサーフィンのフロンティアである高畑将之が、アウトドアスポーツの本質から丁寧に紹介してくれる」(藤村育三)
カヌーヴィレッジ長瀞
https://www.canoevillage.com
「絶景の中、楽しくリバーサーフィン体験ができるおすすめの場所!」(藤村育三)
「やっぱりJeepとウォータースポーツの相性は最高! まさに“Go anywhere Do anything”で、いろいろな可能性が広がります。そしてJeepだったら移動の時間も快適に楽しめる。さあ遊び道具を満載にして、未知の世界へチャレンジしにいきましょう!」と語る藤村さん。後半では、まだまだあるおすすめのウォータースポーツをご紹介!
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