Jeep × Women

2016.09.07

本格夏山登山に冬の女王・小野塚彩那がチャレンジ!

realstyle160823_01-706x471 本格夏山登山に冬の女王・小野塚彩那がチャレンジ!

1/ Renegadeのリミテッドモデルは、パワーサンルーフをオプションで設定可能。
2、3/ 山荘の駐車場に『JEEP® Renegade LIMITED』を停め、登山の準備万端の小野塚さん。スモールSUVだから小回りも利き、狭い林道もすいすい走る。小さな駐車スペースへの駐車も難なくOK

赤い『JEEP® Renegade LIMITED』に導かれ、目指すは赤岳のピーク!

美濃戸口の駐車場に着いたら、今度は自分の足で登る番。標高1760mの登山口から初日のゴールである赤岳鉱泉までは、ずっとなだらかな山道だ。砂利の道を過ぎると、木の密度が高くなった苔の森へ突入。じつは無類の「ジブリ」好きという小野塚さん、「“もののけ姫”の森みたい」とうれしそう。

やがて道は沢に沿うようになり、50分ほど歩いたところで休憩。小野塚さんは自作のシリアルバーでエネルギーを補給する。「なるべく添加物を摂取しないよう、手作りを心掛けてます」。

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1/ 14 時半ごろ、赤岳鉱泉に到着。正面に見えるのが横岳、右手に見える赤い山肌が赤岳。
2/ 赤岳鉱泉には開放的なテラスも。左側にあるのが水場。
3/ 歩きはじめて50分、沢沿いでひと休み。取材陣も小野塚さんお手製の行動食をいただいたが本当においしかった。

沢の橋を渡り、正面にニョキッと突き出た大同心と横岳を見据えながら、さらに歩くこと1時間強。本日泊まる山小屋、赤岳鉱泉に到着した。小屋のテン場からは、横岳や赤岳の頂上が見える。目のいい小野塚さんは「あれが赤岳天望荘、その右にあるのが頂上山荘か・・・結構距離ありそうですね」

Established(設立)1959と書かれた入り口をくぐり、小屋の方にご挨拶。ロの字型に繋がる小屋は、山小屋としてはかなり大きい。今回は個室に泊まらせもらったのだが、なんとベッド付き。「すごい!ペンションみたい」と小野塚さんは初の小屋泊に大興奮。荷物を置いたら、なにはともあれ生ビールで乾杯だ。「おつまみは我が実家のお米の米粉で作った、ショートブレッドで!」

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1/ 泊まった2階個室の部屋名は赤岳! 
2/ 売店では生ビールやカレー6 種などを販売。

お天道様が輝くなかの山ビールは本当に最高で、競技生活の話に花が咲く。「< 冬季五輪>よりも、世界で8人のフリースタイルスキーハーフパイプ選手しか出られない< Xゲーム>の試合のほうが緊張した」「高く跳ぶときは地面から10m近くの高さまで跳んでる」などなど……。取材陣としばしお酒を交わしたあとは、赤岳鉱泉の檜風呂へ。

「じつは事前に調べてお風呂があるのは知ってたので、とても楽しみでした。山小屋にお風呂って、なかなかないですよね?」。はい、かなり贅沢です。

湯上り後、小野塚さんをさらに満足させたのが山荘の夕食。この日は牛肉のステーキや地元のセロリ、ズッキーニがごろごろ入ったおかわり自由のポトフ、デザートの赤肉メロンなどが並んだ。肉の美しい霜降りをジーッと見つめていた小野塚さんは「街で食べるディナーより豪華!」

おかわりしたごはんもがっつり平らげ、食後はすぐに就寝。明日はいよいよ八ヶ岳の核心部だ。

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1/ 食べることもアスリートの仕事。「山荘の食事とは思えないほど豪華!」。
2/ 霜降り牛のステーキが夕食に登場。赤岳鉱泉スタッフ専用の駐車場が比較的近く、そこから歩荷が同山荘へ頻繁に荷上げをしてくれるから牛肉や地元の新鮮野菜を味わえるのだ。
3/ 同山荘の極楽檜風呂

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