Interview

2017.08.10

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    国内外で活躍するアーティスト4組の「作品の向こう側」| ジャーナル スタンダード「オムニバス展」密着レポート!

     

    IMG_1773 国内外で活躍するアーティスト4組の「作品の向こう側」| ジャーナル スタンダード「オムニバス展」密着レポート!

    「タイプライターを探していたら、テプラに出会った」。ステッカーやコラージュ、写真やZINE、あらゆる表現方法で「今、欲しいもの」を生み出す酒井いぶきさんのルーツとは?

    モデルとして活躍する一方、テプラで制作したオリジナルステッカーや、ZINE・アクセサリーを制作している酒井いぶきさん。加賀美健さんらが主催する「王将ZINEフェア」に参加するなど、アーティストとしての活動の幅もどんどん広げています。

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    今回の「オムニバス展」のために制作した、テプラをレイアウトした特製ビニールバッグ。

    IMG_1614 国内外で活躍するアーティスト4組の「作品の向こう側」| ジャーナル スタンダード「オムニバス展」密着レポート!

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    main_20170711_2 国内外で活躍するアーティスト4組の「作品の向こう側」| ジャーナル スタンダード「オムニバス展」密着レポート!

    今回のフライヤーを作成したのも、酒井いぶきさんです。

    IMG_1592 国内外で活躍するアーティスト4組の「作品の向こう側」| ジャーナル スタンダード「オムニバス展」密着レポート!
    —テプラを使いはじめたきっかけは?
    「家に、タイプライターのようなものがあった気がする、とおぼろげな記憶があって、探してみたら、このテプラだったんです。それがテプラとの出会いですね」

    —もともとは、タイプライターを使ってみたかったのでしょうか?
    「物心ついたころから、手を動かして何かをつくるのは好きだったのですが、
    字を書いたり絵を描くことはそんなに上手じゃなくて。その分、文字やシールをあつめることが好きで。絵が描けないからコラージュをつくったり、文字が上手じゃないからステッカーを集める、みたいな。おそらくその流れでタイプライターを探していたのですが、テプラだと文字をつくれる上にシールになるので、発見できたときは、めっちゃラッキーじゃん!と思いました」

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    漫画『スラムダンク』の名台詞をシール化。作品のモチーフは、好きな漫画や音楽であることが多いそう。

    —テプラって、おもに名前を打つときだけに使うイメージでした

    「そうですよね。でも私は最初からこの使い方で。間違っているとは思ってなくて。誰かに間違ってるよ、って言われたわけではないのですが(笑)。まわりからは、よく驚かれます」

    —もともと、そういう性分というか、物事の捉え方がユニークというか

    「着眼点の違いですかね。思い返すと、小学生の頃、図工の時間はどうにか優秀賞に選ばれるように、何かしら工夫していたりしていて。スニーカーをスケッチする授業だったら、面倒だけど図工がある日は必ずコンバースのハイカットを履いて登校するとか、モチーフの差別化を図ったり。周りはみんな「俊足」とかそういう靴でしたから。無意識に、そういうことをやっていました。今も、自分がアーティストだ、とかっていう意識はあんまりなくて。小さい頃から、やっていることは同じです」

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    ーテプラ自体、すごく久しぶりに見たような気がします。今はどのような機材を使用していますか?
    「もともと家にあった古いタイプの「テプラTR」と新しく購入した「テプラプロ」の2台使いです。古いタイプの方が、味のある字とか絵文字が出せるんです。新しいものは、パソコンとつなげたりできるので、絵文字も増えて、自分の絵とかもプリントできます。1台でそこそこの値段なので、テプラのシールをパッケージ化したお金で、また新しいテプラを買って…その繰り返しです」

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    テプラのシールをパッケージ化したもの。売り始めたときから同じパッケージで、あえてデザインを変えていないそう。

    IMG_1505 国内外で活躍するアーティスト4組の「作品の向こう側」| ジャーナル スタンダード「オムニバス展」密着レポート!
    —他にここまでテプラを使いこなす方っていなさそうですね
    「そうですね。もはやテプラのプロです。カートリッジの解体とかも自分でやったりするし、テプラに関しては超自信あります。そろそろ〈キングジム(※テプラの大手メーカー)〉さんのところへ、正式にご挨拶に行きたいなと思っています」

    酒井いぶきさん Instagram

     
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