Jeep®を巡るアツい戦い!2016年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)第9戦「クイックシルバープロ・フランス」レポート! Part 7
ファイナルは同じくワールドタイトルの可能性を残すブラジル人のガブリエル・メディナと、ラウンド1でカノアとケリー、セミファイナルでジョンジョンを下したキアヌ・アシングとの対戦となった。キアヌは6.67、7.27と着実にスコアを重ねていくが、一方メディナは焦りからかスコアをまったく伸ばせず、しまいにはキアヌに対してインターフェアを犯してしまう。これによって1本分のライディングしかカウントされなくなったメディナは万事休す。キアヌに優勝をプレゼントしてしまうことになった。
ルーキーのキアヌはここまでのCTでいい結果が残せていなかったが、このイベントではCT初優勝を飾り、ランキングも一気に21位にまでジャンプアップ。翌年のCTクオリファイに向けて可能性を広げる結果となった。
ワールドタイトル争いは変わらずにジョンジョンがトップ。この大会で準優勝したメディナがマット・ウィルキンソンを抜いて2位に浮上。この2人による一騎打ちの様相を呈してきた。そして、結果によっては次戦のメオ・リップカールプロ・ポルトガルでチャンピオンが決まる可能性が出てきた。
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Text:Surftrip Journal & NALU
Photos:snowy