Jeep®を巡るアツい戦い!2016年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)第9戦「クイックシルバープロ・フランス」レポート! Part 7
チャンピオン・シップツアー第9戦はフランスのビーチタウン・ホセゴー。ラフな状況下で伏兵の活躍! ラウンド3まで駆け抜けるカノアの結果はいかに?
Jeep®がパートナーシップを結ぶ2016年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のチャンピオンシップ・ツアー(CT)。その第9戦となるクイックシルバープロ・フランスは10月4日(火)から15日(土)のスケジュールで、フランス・ヌーヴェル=アテキーヌ地域圏のランド県に位置するホセゴーで開催された。ホセゴーはビーチブレイクながら、大きなうねりが入ってきたときには分厚いリップが強烈なインパクトを持ってブレイクし、ソリッドなチューブをも形成するポイント。過去にも素晴らしいバレルコンディションの下で白熱したヒートが繰り広げられたことがある場所だ。
今年のクイックシルバープロ・フランスも5ftオーバーの力強い波がブレイクするコンディションからスタートした。そしてイベント開始間もないヒート2で五十嵐カノアが登場。カノア同様ルーキーのキアヌ・アシングと帝王ケリー・スレーターを相手にして大苦戦。まともな波に乗ることができず3位となり、ラウンド2に回ることに。だが、初日となった10月4日はコンディション不良のため、このヒートでストップ。翌日以降に残りのヒートが行われることになった。
ラウンド2に回ったカノアは、ブラジル人のジャドソン・アンドレを相手に12.43のトータルスコアで勝ち上がる。このあたりで負けない戦い方はさすがといったところ。しかし、連続してブラジル人との対戦となったラウンド3ではカイオ・イベリの前にあえなく敗退。またもや13位でイベントを去ることになってしまった。
さて、Jeep®のイエロージャージを着用するランキングトップのジョンジョン・フローレンスは比較的順調に勝ち上がり、セミファイナルまで進出。だが、そこで対戦したのは幼馴染であるハワイアンのキアヌ・アシング。勝手知ったる仲間ではあるが、キアヌの前に惜しくも敗退してしまい、3位でフィニッシュ。だが、これはワールドタイトルを狙うジョンジョンにとって悪くない結果だと言えよう。
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