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2016.08.09

Jeep®を巡るアツい戦い!南アフリカ・ジェフリーズベイで行われた2016年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)第6戦レポート! Part4

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▲日本でも人気沸騰中のスモールSUV、真っ赤なレネゲードもオフィシャルビークルとして存在感抜群!

「Jベイには来たことなかったけど、これまでここの波についていろいろ聞いていたからね・・・。実際に乗ってみたら、やっぱりいい波だった。本当に好きな波だったよ。ラウンド1でジョンジョン(・フローレンス)と対戦して勝って、ラウンド3に行った。そこで今度はミック・ファニングと戦った。もちろん初めての対戦相手だったし、優勝候補のひとりだ。ミックらしく完璧な試合運びだったね。僕も前半に8.5ポイントが出たけど、ミックの調子がよすぎて負けちゃった。でも、僕はここで自分がまだまだできるし、成長できることがはっきりとわかった。だから、これからの自分がすごく楽しみなんだ」
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▲セミファイナルで敗れたジョシュ・カー(上)とジュリアン・ウィルソン(下)の、オーストラリア勢2人。ジュリアンは惜しくも2年連続ファイナルを逃す

ファイナルは、第4戦のオイ・リオ・プロで優勝し、第5戦のフィジープロでも5位と好調を維持しているジョンジョン・フローレンスと、第3戦と第4戦をスキップ(※3)したミック・ファニング。そのミックはここの波を得意としており、去年の同大会でもファイナルへ進出。しかしヒート(試合)中シャークアタック(※4)に遭遇し、ファイナルヒートの途中で大会が中止となる憂き目を経験している。いわば今年のイベントは去年のファイナルから続く因縁に決着をつける戦いとも言えた。

(※3)選手によっては、ケガや一身上の都合などでシーズンすべての大会に参加しないこともある。ポイントをしっかり稼げている上位選手などは、ランキングへの影響が少ない。

(※4)サメに襲われること。昨年のファイナルでミックを襲ったシャークアタックは、一般メディアも含めて世界中のニュースで配信された。ファイナルヒート中止後、結局ファイナリスト2名が2位タイでポイントを分け合った。

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▲ツアーが進むにつれてどんどん調子を上げてきているジョンジョン。気が付けばJeep®イエロージャージを狙える位置までランクアップしてきた

そのファイナルで、ジョンジョンは厳選した3本のみのライディングで8.50と8.63を叩き出し、トータル17.13というスコアでフィニッシュ(※5)。対するミックは2本目の波で9.93をマークするなど、トータル17.70でわずかにジョンジョンを上回り優勝。この勝利でミックは2戦をスキップしたにもかかわらずJeep®リーダーズボードのワールドランキングで5位につけることになった。一方、敗れたジョンジョンではあったが、それでも2位という好結果を受けてランキングも2位。ワールドタイトル争いに向けてカレントリーダーのマット・ウィルキンソンにぴたりとつけるポジションに位置することになった。

(※5)一般的にコンディションによってヒート(試合)時間は変動し、その制限時間内で乗ってよい波の数(マキシマムウェーブ)も決められていることが多い。そして仮に10本乗ったとしたも、その中で2本の好スコアを合算したものがトータルスコアとなる。1本は10点満点。
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▲昨年の悲劇のファイナルの呪縛を振り払うかのごとく、会心の優勝を飾ったミック。やはり得意のJベイでの強さは圧倒的であった

なお、ウィメンズはこのJベイでイベントが行われず。カリフォルニア・ハンティントンビーチで開催されるバンズUSオープン・オブ・サーフィンが次戦となる。メンズは8月19日から始まるビラボン・プロ・タヒチが第7戦目。ちなみに、Jeep®のイエロージャージを着用するランキング1位はメンズがマット・ウィルキンソン、ウィメンズはコートニー・コンローグとなっている。

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▲表彰式のシャンパンファイト。左がジョンジョンで右が優勝したミック

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▲Jeep®のサポートを受けるブラジルのフィリペ・トレードは、クォーターで惜しくも敗退。会場にフィリペの名前入りレネゲードもお目見えしていた

>>>2016年 WSL(Part1〜Part9)ハイライト一覧を見る!

Text:Surftrip Journal & NALU
Photos:snowy