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2012.03.19

リアル・オーナーの マイJeep®自慢 VOL.4

ロンハーマン 三根弘毅さん
Jeep® Grand Cherokee 2007年モデル

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    千駄ヶ谷店の前で。ラゲッジルームにはいつでも海に繰り出せるように、サーフィン用具が一式積まれている。
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    後部ウィンドウの隅にさりげなく貼られた”Ron Herman”のステッカーが、三根さんの愛車である証。

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土日は家族を乗せてキャンプやBBQに繰り出すことも。ボードを取り出しながら、「子どもが車内でゆったりできるっていうのも大事ですよね」。

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三根さんが一目惚れした”美人”、グランド チェロキーのフロントカット。

リフォルニア発の人気スペシャリティストアで知られる「Ron Herman(ロンハーマン)」。3年前に東京・千駄ヶ谷に日本第一号店がオープンして以降、これまでに国内に5店舗を展開。モードからカジュアルまで一本スタイルの通ったブランドセレクションはもちろん、西海岸をルーツとする店らしいほかにないリラックスした空間と時間を求める、多くのファッショニスタに支持されている。

三根弘毅さんは、ロンハーマンを日本に引っ張ってきた、その人。出店に消極的だった創始者のロン氏の元に断わられても何度も通い、最終的に許可を取り付けた業界のレジェンドでもある。そんな三根さんの通勤の足が、このJeep Grand Cherokee(グランド チェロキー)。サーファーとしての顔も持つ彼は、日々自宅のある八王子から千駄ヶ谷に愛車で通い、朝の段階でいい波がきていると分かれば、湘南や千葉の海に立ち寄ってから出勤するライフスタイルを大切にしている。だから、クルマは砂浜を走れる四駆が第一条件。加えて海からの往復に使う高速道路での抜群の安定感も、グランド チェロキーを選んだ理由だ。

「あとはカッコよさですね。でも、カッコよさって理由を付けるのが難しくて、どっちかというと一目惚れ。アメリカだからでも、クライスラーだからでもなくて、ちょっと四角い感じと丸い感じのミックス感、顔がいいんです。美人なんですよ。最初にSUVを作ったという歴史の中で生きてきたというか、無骨さも好きですね」

そもそもピカピカのバブルっぽいものが大嫌いだという三根さん。だから、千駄ヶ谷店のフロアにも昔の木の電柱を探してきて使ってみたり、カフェのテーブルにもわざと削れた風合いを出してみたり、随所に”前からあったんじゃないか”と感じられるディテールを盛り込んだ。でもそれは、たとえば古着的なものが好きだからといった単純な理由からではない。かつて某百貨店の名物バイヤーだった三根さんは、いわゆる売り上げ目標を達成するため、高級なバッグを若い女性に売り続けることに疑問を抱いていた。自分は本当にお客様を幸せにしているのか。そんな葛藤とひとつの時代を通り越したとき、モードというものが常に過去のものをよくすることでオーラを纏っているという解釈にたどりついた。

「だから、新しくないものこそ新しいと思っています。すべてに対して。このクルマもそういう目で選びました」

ちなみに、そんな三根さんが近い将来実現させたい夢のひとつが、ロンハーマン×グランド チェロキーのコラボモデルを売り出すことだというから、驚いた。

「”人ができないことをやることに意義がある”が会社の姿勢なんで。諦めませんよ」

言わずもがな、Jeepは自由と冒険のスピリットを宿したクルマ。三根さんのような”同士”に選んでもらったグランド チェロキーは、かなりの幸せ者である。

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