【後編】アメリカ最大のアドベンチャースポーツの祭典が開催。絶景スポットが広がる街でSUPやカヤックを満喫!
川の流れを読み、他の選手とぶつかり合いを避けるコース取りやタイミングを綿密に計画していた高畑選手は予選、セミファイナルと順調に勝ち抜いて行く。どんなに強い選手でも他の選手と接触し落水すると一気に抜かれる一瞬も気を許すことができない水上バトルなので、予想外のハプニングも多く、観客も盛り上がる。ファイナルヒートで先頭を走るカイレニー選手のすぐ後ろから追い上げていく高畑選手。「次のコーナーで抜けるのか?」と会場が湧いた瞬間もあったが、結果は、残念ながら3位。
海外のレースに沢山出ている高畑選手は、世界的な人脈があり地元の選手の間でも人気者。2日連続表彰台にあがる彼を他の選手達が祝福する。速いでけではなく、力強くもスタイリッシュな彼独特の流れるような綺麗なフォームは、”YAK Style”と呼ばれ、ここコロラドでも注目を浴びていた。