Jeepが『Realの森』を通してサポートする、70回目の『ボードウォーク・ボランティアキャンプ』が開催!
「自分が歩くボードウォークを自分で直せるのは特別」
古い板が新しい板に替わっていく中、11時半となり昼食。苗場食堂でランチが振る舞われるのも恒例で、今回は近くの山で採れたタケノコ三昧のメニューだった。
その時間を利用して、何組かの参加者に話を聞いてみた。
先にスタッフと見間違った平松勇一朗さんは、娘の優香さん、優莉さんと横浜から参加。
「冬はスキーができて、夏はフジロックがある苗場が好き過ぎて、こっちにマンションを買ったほどです。このキャンプは15回目くらいでしょうか。自由な雰囲気のボランティアは、子どもたちも楽しみにしています」
平松さんとキャンプサイトを共にしていたのが、イベントで知り合ったという小池さん一家。同じ神奈川県から来ているが、顔を合わせるのは苗場だけだという。
子どもの頃から家族ぐるみのフジロックファンと話した大学生の齋藤叶慧(かなえ)さんは、母親の千晶さんと、『ボードウォーク・ボランティアキャンプ』は初体験というご友人の橋本そらさんといっしょだった。
「フジロックに来るたび、自分が歩くボードウォークを自分で直せるのは特別な気分になります」
『ジープ レネゲード(Jeep Renegade)』で訪れたあんどうさんファミリー。ご主人のひろゆきさんは、フジロック20年のベテラン。苗場通いの最中、『ボードウォーク・ボランティアキャンプ』があると知り、今回で3回目の参加となったそうだ。
「この場所が好きなんです。何もないときに来て、ここにステージが建つんだと思うのも楽しい」
奥さまのひろこさんは、こんな話をしてくれた。
「長男に、今日のキャンプでボランティアとは何かを話す機会にしたいと思っています」
昼食後は再び16時まで作業。希望者には自然観察のワークショップを。そしてほとんどの参加者がこの場に留まり、キャンプの夜を過ごす。
やはりフジロックは特別なフェスだ。それがここで行われ続けるためには、場所の環境を守ることが大事と考え行動に移す人が常に絶えない事実が、他とは違う真実を物語っていると思う。何しろ音のない日に訪れてステージを想像するなんて、どれほど苗場は愛されていることか。
コロナ禍による延期から特別開催となった2021年を経て、“いつものフジロック”が行われるのは2022年7月29日~31日。ぜひまたグランドチェロキーLで一気に高速道路を駆け抜け、皆で補修したボードウォークをゆっくり踏みしめてみたい。
今回使用したクルマ
『ジープ グランドチェロキーL リミテッド(Jeep Grand Cherokee L Limited)』
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『ジープ グラディエーター ルビコン(Jeep Gladiator Rubicon)』
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ジープフリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
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Text:田村 十七男
Photos:大石 隼土