自分自身と向き合う時間。TENDREとCampとJeep Avenger
ミュージシャンのソロキャンプに密着して本音を引き出す、J-WAVEの人気企画〈Jeep FINDING CAMP〉。その最新エピソードに、多彩な才能を発揮するマルチプレイヤー・TENDRE(テンダー)が登場。初めてのソロキャンプのお供は、Jeep初の100%電気自動車『ジープ アベンジャー(Jeep Avenger)』。音楽を作る上で自然から受け取るインスパイアとは。
ミュージシャンのソロキャンプに密着して本音を引き出す、J-WAVEの人気企画〈Jeep FINDING CAMP〉。その最新エピソードに、多彩な才能を発揮するマルチプレイヤー・TENDRE(テンダー)が登場。初めてのソロキャンプのお供は、Jeep初の100%電気自動車『ジープ アベンジャー(Jeep Avenger)』だ。
J-WAVEとJeepの企画でTENDREの初ソロキャンプ
「ずっと興味はあるけどできていないことがたくさんあって。自分は室内で音楽を作ったり、ライブハウスで演奏したりするのが生活のメインになっていますが、もともと自然に触れること自体はすごく好きなんです。キャンプもいつかは行ってみたいなと思いつつも、なかなか腰が上がらなかった中で、J-WAVEさんとJeepさんの企画でこういう機会をいただけて嬉しいです」
そう語るのは、マルチプレイヤーのTENDRE。普段はステージの上にいる彼を見ることが多いため、芝生の上は新鮮に感じる。そして今日は、TENDRE初のソロキャンプだ。
そのきっかけとなったのは、ミュージシャンのソロキャンプに密着して本音を引き出す、J-WAVEの人気企画「Jeep FINDING CAMP」。2021年のスタート以降、注目の若手アーティストを中心にさまざまなゲストが登場し、キャンプにチャレンジする姿をお届けしてきた。
そして今回のゲスト・TENDREのお供を務めるのは、2024年9月に日本に上陸し、80年を超えるJeepの歴史上で初の100%電気自動車・アベンジャー。TENDRE はアベンジャーのローンチパーティー(at 虎ノ門ヒルズ・TOKYO NODE)でスペシャルライブを披露し、そのレポートがRealStyleで公開されているのでぜひチェックしてほしい。
この日に訪れたのは、都心からのアクセスが良い埼玉県秩父市のキャンプ場『スプラッシュガーデン秩父』だ。7,000坪の敷地に芝が敷かれたこちらは、荒川河川敷に隣接し、敷地内には12棟のバンガローやドッグランを完備。加えて、人気の日帰り温泉施設「梵の湯」を併設している。
「音楽に集中しすぎてクルマに乗れない時期がありましたが、最近は少しずつ乗るように。遠出はまだしていないですけど、もっと機会を増やそうと思っているタイミングで、Jeepのイベントやキャンプ企画でクルマの魅力を知ることができているので、ちょっとドキドキしています」
アベンジャーは最大486kmを電気のみで走行できるため、日帰りキャンプなどのお出かけであれば、充電なしで走行できる。その点でスプラッシュガーデン秩父も、アベンジャーで行くのに最適な立地。キャンプサイトにアベンジャーを構え、TENDREの初々しいソロキャンがスタートした。
TENDREが自然の中で薪割り・焚き火・料理・ライブ
キャンプはまず、薪割りからスタート。初めてとは思えないほど慣れた手つきで、黙々と薪を割っていく。そしてある程度の薪が溜まったら、火起こしの儀。さっそく焚き火が完成した。
「自然の静かな環境でひとつのことに集中するのはいい。自分と向き合う時間になりそうです。東京で焚き火はなかなかできないですし、こんな匂いがするんですね。なぜか急に“スタンド・バイ・ミー”を聴きたくなりました。少年のときの、なんでもやりたいような童心に返ります」
火に勢いが出てきたら、次は料理に取り掛かる。TENDREが今回作るのは、実家でよく作っていたという特製カレーだ。具材は、玉ねぎ・合挽きのひき肉・にんじん・れんこん・まいたけなど。ひき肉と根菜(たまにズッキーニなど)を入れるのが特徴で、隠し味でウスターソースを足すのもポイント。今回はメスティンでお米を炊き、ダッチオーブンでカレーを仕込んだ。
「料理って音楽に近くて、時間をかけてこそ出てくる味がありますよね。瞬発的に出てくるものもいいですが、寝かせてこそ出てくるものがある。あと曲づくりの合間に別の創作をしたいときに、料理はちょうどいいですね。キャンプのときはどちらかというとアコースティックな音楽、オーガニックな音楽を聴きたくなる。自然に寄り添う、やさしい音楽を聴きながら料理をしたい」
完成したカレーを食べた、TENDREの「うまーい!」が自然の中にこだまする。
「家で料理をすると何かほかのことに気を取られてしまいますが、自然の中だと邪魔されることなく、料理に集中できるのがいいですね。自分と大地と食材のみっていう感じで。紅葉を眺めながら、自然の中で食べるカレーは、リビングで食べるカレーとは一味も二味も違いました」
そしてコーヒーブレイクのあとは、特別にキャンプバージョンのライブを披露した。
1曲目は、日本の冬の定番ソングである山下達郎の“クリスマス・イブ”。曲のラストでは「キャンプは楽しいね それを今日知りました ありがとう」とアレンジした。続いて自身の楽曲から、デビューEPに収録された、自身の思い入れも深いであろう“hanashi”を披露。風の音、鳥の囀りと空間で溶け合うTENDREの歌声とギターの音色は、普段とは異なる趣を持って耳と心に吸い込まれる。
TENDREは最後に、“カントリー・ロード”と“スタンド・バイ・ミー”もお届けした。
「今年はJ-WAVEの企画で登山をしたり、今日もソロキャンプをしたり、アウトドアとの関わりが少しだけ増えてきました。ライブで遠征に行くときは間の自由時間を使って、地方でしか見られない景色を探しに行ったり、写真を撮ったりします。自然からインスパイアを受けて曲を作ることも多いので、音楽と自然という部分は、おのずと繋がってくるのかなと思いました」
“大胆な進化”でリンクするTENDREとアベンジャー
改めてここでJeepに話を戻し、虎ノ門ヒルズで華々しく開催された、TENDREがライブを披露したアベンジャーのローンチパーティについて当時の感想や印象などを聞いた。
「あのパーティーは華やかでオトナの雰囲気があり、ステージの作りも面白かったです。あとそもそもクルマに囲まれてライブをすることがないですから。お客さんの一人ひとりも、そのムードを存分に楽しんでくれたのではないでしょうか。ライブはJeepの空気感を感じながら、ドライブで聴きたくなる曲を選んで、自分の中でもドライブ感のあるとても楽しい夜になりましたね」
Jeepに対して「一貫性のあるカッコ良さを感じる」というTENDRE。彼自身、昔はいわゆる“タフで男らしい”印象のみをJeepに抱いていたそうだが、アベンジャーでイメージが変わった。
「Jeepらしい力強さもありつつ、さまざまな場面に合うデザインに落としこまれている印象を受けました。そして今日のように自然の中では存在感を持ちつつ、ほどよい調和感もある。今日改めてアベンジャーを見て、誰が乗ってもカッコ良く映える、魅力的なクルマだと感じました」
TENDREへの質問で「もしアベンジャーを手に入れたら行きたい場所は?」と尋ねると、キャンプ場などの自然を感じられる場所の中で、個人的に行きたいのが“湖”という答えが返ってきた。
「自分は静かで寒いところが好きなので、湖沿いのコテージに行って、そこで温かいものを飲みたい。そのときに、自分が本当にカッコいいと思うクルマで向かっていくことに憧れがあります。今日はキャンプを体験してみて、自然と一体になりながら薪を割ったり、料理をしたり、コーヒーを入れたりするのは、改めて自分自身と向き合う時間にすごくいいなと思いました」
TENDREにとって2024年は、「自分自身の生き方を見つめ直す、いいきっかけになった1年」だったという。そして最近、自身の中で掲げていたテーマが、“大胆な進化”。その言葉を聞いたときに、それはもしかしたら、アベンジャーのテーマにもリンクするかもしれないと感じた。
「“大胆な進化”という言葉は開き直りに近いのかなと思っていて。あれをやらないとこれができないと考えるよりは、もうそんなことは取っ払ってやってしまう。その開き直りを、あえて言い換えると“大胆な進化”かなと。音楽もしかり、クルマもしかり、高みを目指す上で、守るべきものと得たいものはどんどん変わっていく。その時々で、どれだけ柔軟に対応していけるのかは大事かなと。そこにアベンジャーとのシンパシーを感じてくれるようであれば、光栄なことだなと思います」
キャンプの最後に、「あまりいなかったけど、いてほしかった存在になりたい」と語ったTENDRE。この先、TENDREはますます大胆不敵で、より自分の感情に純なアーティストになっていくのではと感じた。そしてアウトドアへの興味も、キャンプへの憧れも、ますます膨らんでいく──のかもしれない。もしもTENDREがJeepに乗り始めたら、その予想は確信に変わるだろう。
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https://www.jeep-japan.com/
Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:後藤 薫