まさにオフロードを走れるツールボックス。Jeep® Wrangler Unlimited Sportにギアを積み込んで山を遊ぶ!
荷室で出番を待つギアたち。さて、今日はどいつと遊ぼうか。
悪路をものともしない走りを堪能したあと、いよいよ阿寺のゲレンデへ。山道の脇にラングラー アンリミテッド スポーツを停めて、荷室からクライミングロープを取り出し、真横に開いたリアゲートに掛ける。ほかに持って行くのは、クライミングシューズやハーネス、へルメットにアックス……あれ、今日はリードクライミングなのになぜアックスを?
「阿寺の一部のルートは、アックスを使ってのドライツーリングもOKらしいので、ドライの練習もしようかなと」
仲間といっしょに月1回はここや丹沢の広沢寺で、リードクライミングの練習をしに来るという吉野さん。阿寺の岩壁の高さは15mほどでカブリは少ないが、横に広いゲレンデはなかなか迫力がある。ハーネスを装着した吉野さんは準備万端。ボルトにクリップしつつ、フットホールドを探りながら、確実に登っていく。恐竜の骨のようなゴツゴツした岩場をよどみなく攀じる姿は、先ほど荒れ地を走破したラングラー アンリミテッド スポーツのごとく。ときに体をねじりながら、ルーフ直下でもリズムは崩さず無事完登。終了点にロープをクリップし、振り返った吉野さんは満面の笑顔だ。
「(ロープ)張ってくださーい」
ビレイヤーに声を掛け、するすると降下。ルートの難易度を聞くと「グレードは5.8~5.9ですね。適度な間隔でガバが続くので、初心者向けの好ルートだと思いますよ」
命を預けるからこそ信頼のおける相棒を
吉野さんのような手練れのクライマーが、なぜ初心者向けのゲレンデに定期的に通うのか。それは、仲間とアルパインクライミングに挑む際、基本動作やコミュニケーションが大切になるからだ。
「アルパインクライミングだと、ビレイヤーが視界に入らない状況でコミュニケーションを取らなきゃいけないときもある。そういう危険な状況でも、仲間同士信頼できる関係性を築くためにも、基礎練習の反復は必須になってきます。命を預けているわけですから」
登攀を終え、ラングラーのもとに戻ると、フロントバンパーに腰を下ろし、ひと息つく。
「そういえば、僕が幼稚園か小学生のころ、父も黄色いJeep®に乗ってました! 車種までは覚えてませんが、こうやってバンパーに座ったり、オーバーフェンダーの上やボンネットにも乗ったりして遊んでました(笑)。そのころに、Jeep®はデカくて、ボディは鉄板のように頑丈というイメージができたかもしれません。荒れた道や細い道を行く場合、ラングラーなら万が一木にぶつけたり、ぬかるみにハマったりしても、ドライバーや家族の命を守ってくれ、安全な場所まで導いてくれるという信頼感がある。車もまた命を預けている相棒なんですよね」
高い安全性の一方で、カクカクのボディラインや、屋根のハードトップパネルを外してオープンエアにできるところも、男心をくすぐるのだという。
「裏側のネジをキュッキュと回すというアナログ作業で屋根を外せば、オープンエアになる。このカスタム感が男子的にはグッと来るんですよ」
アウトドアアクティビティを、広く、楽しく、安全に。出かけられるフィールドへはできる限り車で向かい、その場その場で堪能できるアクティビティを目一杯楽しむ。そんな、欲張りアウトドア男子の可能性を広げてくれるのが、ラングラー アンリミテッド スポーツなのだ。
●吉野 時男
アウトドアショップ「ヨシキ&P2」のN.M.D事業部長。スキーやクライミング、沢登りまでこなすマルチプレイヤー。テレマークスキーレース世界選手権に二度出場した経歴も。年間100日は山へ。ゆえに荷室はギア満載。
今回使用したクルマ
Jeep®フリーコール 0120-712-812
www.jeep-japan.com
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Text:Kenta Suzuki
Photos:Masato Kameda