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2014.11.28

【Jeep®と向かう冬のショートトリップ】中滝アートヴィレッジでのキャンプは、楽しみ方が無限大の大人スタイル。

『中滝アートヴィレッジ』のスタッフ、戸村さんが駐車場で迎えてくれた。駐車場からは伺い知れないが、山のなかにたくさんの施設が広がっているようだ。人間の都合で開拓するのではなく、森と共存している印象。いや、森のなかに住まわせてもらっているといっても過言ではない。

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オーナーの藤本さんは、かつてはイベントオーガナイズの仕事を10年ほどしていた。それはひと晩から数日程度の仕事で、当日こそ人が集まり流れていくのだが、やはり刹那な打ち上げ花火。そのうちに、形として残るもの、継続できるものを手がけたいと心境が変化していった。

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そうして、2006年からこの土地に『中滝アートヴィレッジ』を作り上げていった。もともとは『中滝センター』として、週末を森で楽しむ外国人の別荘などとして利用されていた。遊び上手な外国人のDNAを受け継ぐように、クリエイターたちを集め、少しずつ、セルフビルドで進めていく。ひとつの棟が完成したら次へ。そのときには、地域住民とのコミュニケーションを深めていかなくてはならない。簡単に「ここにキャビンを建てたい」とはいっても受け入れてもらえないからだ。中長期的なビジョンでのヴィレッジづくりが、そこにはあった。

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現在は、約2万坪の敷地に大小29棟の家屋が点在。半数は『中滝アートヴィレッジ』としての展開だが、残り半数は住居区である。完全に定住している人たちのほかに、別荘利用もいるという。「中滝アートヴィレッジは○○だ!」と簡潔に伝えたいところだが、そうもいかない。さまざまな側面を持っているのだ。

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