四季を遊ぶアウトドアの道具をJeep Grand Cherokee Lに積んでみた
アウトドアギア同様、車も道具のひとつ。走破性・快適性は大切にしたい
今回試乗する、『ジープ グランドチェロキーL リミテッド』も、ルーツはアメリカ。牛田さんの初見の感想は「とにかくデカイ!」全長5.2mの巨躯を誇るこのSUV。ゆえにモデル初となる3列目のシートも、それなりにゆとりがあり、居住性も高い。
「この車体の恩恵か荷室も“長い”。二列目を倒せばスノーボードは余裕で積めるし、季節ごとのアウトドアギアを積みこんでも、スペースに余裕がある。身長170cmの僕なら、十分車中泊もできますね」
一年の3分の1近くをフィールドに出かけ、年間4万kmも走る牛田さんにとって、車内の快適性・運転の安全性も捨てられない。
「コロナ禍において、都内の移動も車がほとんど。ポータブルバッテリーも積んで、車を移動簡易オフィスとしても活用しています」
グランドチェロキーLの快適性・安全性はいかに――。牛田さんに運転席に座ってもらうと「本革のシートは高級感あるし、座り心地・肌ざわりもいい」と好印象。公道へ走り出して驚いたのが、なによりその静かさだ。
「ロードノイズがほぼ聞こえてこないから、スピーカーから流れるBGMの音質も、よりすばらしく聴こえます」
伊豆スカイラインに入ると、さらにアクセルを踏む。
「踏んだら加速も早い。トルクの高さを感じます。これだけの大きさでここまでレスポンスがいいのは、強度が高く、軽い素材を使っているのかな」
先日の大雪で一部凍結していた路面も、カーブはスムーズ。
「カーブでもふくらみにくく、大きい車を運転している感じはない。パドルシフトも使いやすいですね」
どこかのタイヤのスリップを検知したら別のタイヤにトルクを振り分けてスリップを抑制する機能や、速度を自動調節し前方車との車間距離を保つ機能など、安全性もばっちりのグランドチェロキー L。この大型SUVなら、長距離運転でもストレスなし。フィールドに着いたら、エネルギー全開で外遊びに飛び出せるはずだ。
●プロフィール
B.O.W代表/牛田浩一さん
国内外のアウトドアブランドのPRをメインにさまざまな業務を行なう。登山から釣り、スノーボードまで年間100日はフィールドですごすアウトドアマン。好きな山は飯豊山。
今回使用したクルマ
『ジープ グランドチェロキー L(Jeep Grand Cherokee L)』
グランドチェロキーLに関連する他記事はこちら!
グランドチェロキーLの写真はこちら!
商品に関するお問い合わせは、Stellantisジャパン株式会社まで。
ジープフリーコール 0120-712-812(9:00~21:00、無休)
https://www.jeep-japan.com/
Text:Kenta Suzuki
Photos:Hiroyuki Usami