Jeep®×Jonen Sasaki
解放の瞬間を求め、『Jeep® Grand Cherokee Laredo』で野沢温泉へ
夏は登山ガイド、冬はスキーインストラクター。四季を通じて山や自然に親しむ佐々木常念さん。
最高の一本を求め、今日は『Jeep® Grand Cherokee Laredo』で野沢温泉スキー場へ。
佐々木さんが語る、クルマとスキー選びの共通点とは・・・。
「技術的にはいたってシンプルで、難しい斜面でも簡単そうに滑っている。そんなスキーが理想です」そう語る佐々木常念さんは2016年、『SIA(日本職業スキー教師協会)認定デモンストレーター』19期目。冬期は『戸隠スキー場』のインストラクターとして、多くのスキーヤーを指導する。
「子どものころから戸隠山には慣れ親しんでいます。冬はもちろん滑りますが、春になり、雪が消えたらトレイルを登ったり、駆け下りたり。四季を通じて山や自然を楽しみます。ぼくにとって山や自然とは、都会のひとが感じるような特別な存在ではなく、暮らしの一部といったほうが近いですね」
山宿・戸隠小舎を営業する傍ら、夏期には『日本山岳ガイド協会認定登山ガイド』として戸隠山や北アルプスの山々を案内する佐々木さん。しっかりとした筋骨だが、無駄な筋肉は削ぎ落とした体躯には、鋭気が漲っている。
「今日はひさびさのオフ。一昨日、昨日と降雪が続いたので、今日はパウダースノーが期待できますね。こんな日は、センター幅が100㎜程度、ちょっと太めの板のほうが安心です。今日は思うラインを滑り着く先まで、存分に滑れるのが楽しみです」
めざすは管理エリア内でも非圧雪バーンを楽しめる『野沢温泉スキー場』。戸隠小舎からは距離約50㎞、約1時間の道のりだ。道中、峠を越える雪のワインディングロードもある。
「雪山に入るクルマで大切にしていることは、クルマが条件を選ばないことです。どんなシチュエーションでもしっかり走ってくれること。どんな性能が大事かといえばまずは四輪駆動。そして車高も大事だと思います」
雪の峠道。降雪状況によっては、除雪が間に合わないこともある。降り積もる雪で道幅が狭まることもある。行きの条件はよかったとしても、帰りには状況がまったく変わってしまうことも、雪道ならよくあることだ。
「その道を行けるかどうか。このクルマだとちょっと怪しいな、そう感じたらもうダメですね。道具に絶大な信頼感があるから、それを操れる。しっかりと操れるから、少しくらい条件が悪くても、近道を選ぶことができる。それは、スキーでも同じことですよね」
峠を越え、森を抜けると、田園地帯となった。行く手には、山頂が白くきらきらと輝いている。野沢温泉は、もうまもなくだ。
「約1200年前に開かれたとされる野沢温泉ですが、源泉は約90℃と熱湯です。ここでは、このお湯を温泉として利用するだけではなく、調理に使ったり衣類を洗ったり、生活の一部として古くから大切に使われています。村内の道が入り組んで細いのは、そうした理由からかもしれませんね」
たしかに湯煙湧く温泉街の道は狭く、見通しが悪い。加えてこの車体。難しいコーナリングが続く。しかし、佐々木さんはうれしそうにステアリングを握っている。
「一見、大きく見える車体ですが、運転に不安を感じないのは、見やすいミラーとステアリングの軽さ。そして障害物の接近を音で知らせるアシスト機能があるからかもしれません。狭い道を縫って走るこの感じ。そう、樹林帯を滑るツリーランの爽快感に似ていますね」
長坂ゴンドラからクワッドリフトを2本乗り継ぎ、毛無山(1650m)山頂直下へ。ドロップポイントはそこにあった。
「圧雪していない斜面を滑る醍醐味は、なんといっても自分が初めにトレースを刻む喜びです。つぎにイメージしたラインをその通りに滑れたときの達成感。そしてパウダーの浮遊感ですよね」
会心の一本を刻んだあと、帰路につく。『Jeep® Grand Cherokee Laredo (ジープ グランドチェロキー ラレード)』を駆りながら、佐々木さんは続ける。
「スキーはイメージをもつことが大事です。たとえばその日、どんな滑りをしたいのか。今日は積雪条件、体調、気持ちなどから考えて、板の太さ、長さを決めました。
そうして選んだ道具だからこそ信頼でき、イメージしたラインを思うように滑れます。でもそれは、クルマだって同じですよね。このクルマに乗ると、どんな悪路でも、らくらくその先まで連れて行ってくれそうな・・・そんな高揚感で満たしてくれるんですよね」
信頼できる相棒――。『Jeep® Grand Cherokee Laredo』は、佐々木さんのパウダートリップをしっかりと支えてくれた。