Jeep®が月面を走破!<東京モーターショー 2015>速報レポート。
『Renegade』と『Wrangler Unlimited Rubicon』の展示イメージは銀河系最強のオフロード。11月8日(日)まで開催中、今すぐ会場へ急げ!
1954年のスタート以来、今年で第44回を数える<東京モーターショー 2015>がついに開幕!Jeep®はアメリカ産車としてなんと8年ぶりの参加が決定。Jeep®の魅力をよりリアルに体感出来るブースを出展中だ。
ブース位置は、海外の人気ブランドが軒を連ねる西館の入り口すぐ。そこにFCAジャパンの4ブランドが隣接した特設ブースが設けられ、FIAT、Alfa Romeo、ABARTH、そしてJeep®による、それぞれに個性豊かなブースが揃った。
中でも入場後すぐに飛び込んでくるJeep®ブースは、一瞬で目を引く月面を模した近未来感溢れるシルバーのフロアに、デコボコとクレーターが突き出した様子がオフロードを連想させるユニークなもの。そう、つまりイメージは、銀河系最強のオフロード。これはJeep®が掲げる“go anywhere, do anything(どこにでも行ける、何でもできる)”の精神をダイナミックに解釈したもので、アメリカの荒野を駆けるJeep®のイメージと宇宙とを掛け合わせて生まれた“スペースカーガール/スペースカーボーイ”も来場者を出迎えてくれる。
今回ジャパンプレミアとして展示されたのは、デビューしたばかりの『Jeep® Renegade(レネゲード)』から『Jeep® Renegade Trailhawk(レネゲード トレイルホーク)。そして『Jeep® Wrangler Unlimited Rubicon Hard Rock(ラングラー アンリミテッド ルビコン ハードロック)』の2モデル。
『Renegade Trailhawk』はスモールSUVながら4×4の四駆性能を持ち、厳しい基準をクリアしたモデルにのみ与えられるトレイルレイテッドを獲得したクラスの常識を打ち破るオフロードモデル。それがクレーターの上にドン!と陣取る姿は、まるで月面の悪路を果敢に走破しているようなイメージだ。
『Renegade Trailhawk』
●右ハンドル ●4,260mm×1,805mm×1,725mm ●乗車定員:5名 ●直列4気筒 マルチエア 16バルブ ●総排気量:2,359cc ●最高出力(kW/rpm):129(175ps)/6,400(ECE) ●最大トルク(N・m/rpm):230(23.5kg・m)/3,900(ECE) ●4輪駆動(オンデマンド方式) ●電子制御式9速オートマチック ●無鉛レギュラーガソリン ●ボディカラー : ソーラーイエロー C/C
一方の『Wrangler Unlimited Rubicon Hard Rock』は、米国カリフォルニアにある最高峰のオフロードコース、ルビコントレイルから名前を与えられた、まさに『Jeep® Wrangler』最強のオフロードモデル。ルビコンだけの真っ赤なレザーシートも鮮やかで、月面を模したシルバーのブースに鮮やかに映える(*エクステリアをよりオフロード仕様に変えてくれるアクセサリーは海外で販売されているものの参考展示。日本では走行不可となる)。
『Wrangler Unlimited Rubicon Hard Rock』
●右ハンドル ●(全長)4,705mm×(全幅)1,880mm×(全高)1,845mm ●乗車定員:5名 ●V型6気筒 DOHC ●総排気量:3,604cc ●後2輪・4輪駆動(選択) ●電子制御式5速AT ●無鉛レギュラーガソリン ●Jeep®ロゴ入りラバーフロアマット ●レザーシート(フロント:RUBICON刺繍入り) ●フロントシートヒーター ●ロックレール ●フードパワードーム ●RUBICONフードデカール ●プレミアム ビークル・インフォメーションセンター ●ブラックカラーフューエルフィラードア ●17インチアルミホイール(ブラックカラー)●ボディカラー : ビレットシルバーメタリック C/C
つまり『Jeep® Renegade』と『Jeep® Wrangler』の2モデルから最強の走破性を誇るモデルを月面に登場させることで、月をも走破してどこへでも行ってしまえるという、Jeep®ならではの走破性の高さを表現しているということ。これは世界各地のオフロード走行をサポートし、あらゆる悪路を走破してきたJeep®ならではのアイディアだ。
また、今回Jeep®では、会場に訪れた人のみ体験できるVRを駆使したアプリコンテンツを用意。対応アプリのBlipperでJeep®のロゴを読み取り、メールアドレスを登録すると・・・来場者だけに向けた豊富なオリジナルコンテンツが登場!今回の展示内容と同じく、『Jeep® Renegade』と『Jeep® Wrangler』の2バージョンが用意されている。
なかでも注目は、360°カメラを使用してJeep®の車内を臨場感たっぷりの視点で見渡すことができる『COME INSIDE』。スマホを傾けるだけで滑らかに全体を見渡せるため、その映像はまるで実際にJeep®の車内にいるかのような雰囲気。背景が雄大なオフロードコースになっていることも相まって、おお、これはとにかく気分があがる・・・!
また、Jeep®を操作してゴールを目指すゲームコンテンツ『PLAY WITH ME』にも注目を。コースは4種類のオフロードになっており、グリップが効きにくい氷上のコースや、砂に足を取られる砂漠のコースまで、それぞれの特性が楽しめる。好タイムを出すコツはコースの見極めとコーナリング。ぜひベストタイムを目指していただきたい。
そして『SAY CHEESE』では、Jeep®オリジナルのフォトフレームで写真撮影が可能。パターンも豊富に用意されているため、家族や仲間、恋人など、大切な人との思い出を残すのはぜひこれで。文字通り、来場者ならではのスペシャルコンテンツが目白押しだ。
そして何より印象的なのは、「このクルマなら月まで行ってしまえる――」。そんな発想からもひしひしと伝わってくる、Jeep®のあくなき冒険心&挑戦心。<東京モーターショー 2015>の会期は11月8日(日)まで。あなたもぜひ会場で、月面を走破するJeep®の姿を目撃してほしい。
Text:Jin Sugiyama
Photos:横山マサト