Jeep HANABI 2020【関東・関西・東海】レポート!オーナーとの絆を乗せて夜空に打ち上がった7スロット花火
Jeepの新たなカスタマーサポートサービス“Jeep Wave”のスタートを記念するイベントとして、関東・関西・東海の3会場で『Jeep HANABI 2020』が開催!Jeepのアイデンティティである7スロットグリルを表現したオリジナル花火を始め、約2700発が打ち上がった各会場のレポートを、抽選に当選してイベントに訪れたJeepオーナーたちのスナップと共にお届けする。
Jeepオーナー向けカスタマーケアサービス“Jeep Wave”の始動を記念すると同時に、2020年のJeepの活動を締めくくるイベントとして『Jeep HANABI 2020』が関東(静岡県・スノーパークイエティ)、関西(大阪府・舞洲スポーツアイランド)、東海(愛知県・大塚海浜緑地ラグーナビーチ)で開催された。抽選で選ばれたJeepオーナーを招待するJeepオリジナルのドライブイン花火大会では、Jeepブランドのロゴにもある象徴的な7スロットグリルを表現したオリジナル花火や壮大なスターマインなど、各会場で約2,700発を超える花火が打ち上がった。今回は新たな取り組みが大盛況だった3会場のレポートと、当日会場に訪れていた愛すべきJeepオーナーたちのスナップを合わせてお届け!
今年最後にJeepオーナーたちと共に楽しむ盛大な“セレブレーション”
Jeepは常にオーナーとの絆や一体感を大切にし、共にそれらを分かち合う場としてJeep Festivalを始めとするさまざまな場を作ってきた。ただし今年は新型コロナウイルスの影響により、毎年恒例のイベントは軒並み中止に。しかし、10月に日本上陸したジープ初のプラグインハイブリッドモデル・『Jeep Renegade 4xe(ジープ レネゲード フォーバイイー)』と時を同じくしてスタートしたJeepの新たなカスタマーケアサービス“Jeep Wave”を記念して、今年の締めくくりにJeepを愛するオーナーたちにビッグサプライズを用意してくれた。それが関東・関西・東海の3箇所で開催された『Jeep HANABI 2020』だ。
まずその第1弾は10月31日(土)。場所は静岡県裾野市、富士山の2合目に位置するスキー場・スノーパークイエティだ。この場所は“日本一早くオープンするスキー場”として知られ、当日の気温は10℃台。会場の隣のゲレンデにはスキーやスノボードを楽しむ人たちの姿があり、遠くに見える富士山もほんのり頂上が雪化粧をまとっていた。
今回の『Jeep HANABI 2020』は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、事前抽選で当選したオーナー(当選200名に対して応募は約1200名!)にだけ開催場所と時間の案内を行い、さらに打ち上げの際には車内から花火を楽しむドライブインシアター形式の花火として開催。そして各会場の受付では参加者の検温と消毒も徹底した。
15時の開場と同時に続々とスノーパークイエティに入ってくるJeep、Jeep、 Jeep! 参加者は受付で花火鑑賞のお供として無料で提供されたポップコーン、フライドポテト&フライドチキン、サンペレグリノ、そしてJeepオリジナルのマスクキットをゲットし、花火の打ち上がる方角へ向いて順々に整列していく。これまでJeep Festivalなどに行ったことがあるJeepオーナーならご存知だろうが、ありとあらゆるJeepのクルマが集結する光景は圧巻だ
花火の打ち上げ前に、今回の『Jeep HANABI 2020』開催に至った経緯やこのイベントに込めた想いなどについて、FCAジャパン株式会社でマーケティング本部長を務めるティツィアナ・アランプレセ氏に話を伺った。
「私は日本に来ていろいろな土地の花火を見に行ってすごくファンになりました。日本の花火はコミュニティの人たちすべてが楽しめるもので、そこにはクオリティ、バラエティ、クリエイティビティ、ファンタジーのすべてを感じます。私はずっとJeepの象徴的な“7スロットグリル”を花火で表現してみたいと思っていましたが、同時にハードルも高いのではと考えていました。ただし日本にはすごくたくさんのプロフェッショナルな花火職人さんたちがいますし、こういう時だからこそオーナー様と共に楽しめる盛大な“セレブレーション”をやりたいと思ったんです。今日はJeepオーナー様にとっても、私たちにとってもすごく特別なイベントになると思います」(アランプレセ氏)
7スロット花火×スターマインなどのオリジナル花火に酔いしれた一夜
『Jeep HANABI 2020』でJeepとタッグを組んで全会場の花火をプロデュースするのは、今年で創業116年を迎え、これまでも革新的な手法で花火業界を盛り上げてきた株式会社イケブン。花火師の瀧村元晶氏は「これだけビッグネームなブランドの花火大会をご一緒できるのは本当に光栄なことですし、今年はコロナ禍で打ち上げも少なかった中でのご依頼だったのでありがたかったです」と語りつつ、今回の花火の構成や見どころを教えてくれた。
「今回はすべての会場の花火をイケブンが指揮を取る形で、関西と東海に関しては地元の花火業者さんにも協力していただきました。まず大きな見どころとしては、オリジナルで制作した7スロット花火が最初と最後に打ち上がります。また、スターマイン(何発もの花火を同時もしくは次々と打ち上げ、タイミング、見え方、リズムなど総合的な演出を加えた花火作品)という連続打ちも迫力とボリューム感のある花火なので、ぜひそちらも注目してください。花火は本来、空気が澄んでいる冬の方が実はきれいに見えるんですよ。この辺りだと熱海は年間を通して花火をやっていますしね。今日は天候も良く風もないので、花火がクリアに見える最高のコンディションだと思います。これだけJeepがそろっている光景は圧巻ですし、Jeepと花火と富士山がそろう画も素晴らしいですね」(瀧村氏)
日が落ち、空には満月が浮かぶ頃には会場に200台のJeepが大集結! そして18時、ついに開演の時を迎えた。今回は打ち上げに合わせてYouTubeライブも実施。アランプレセ氏のオープニングスピーチ、瀧村氏の花火紹介、そして3、2、1……のカウントダウンの末にまず打ち上がったのは、最大の見せ場である7スロット花火! 7つの火柱と共に豪快かつ鮮やかに打ち上がるオリジナル花火の美しさは、スタートからJeepオーナーたちの心を掴んだことだろう。
そこからはイケブンオリジナルの時間差の玉や、パステルカラーを始めとする多種多様な玉を使用した花火が続く。“牡丹”や“菊”などを表現した日本の伝統的なゆったりとした花火から、最新のデジタル点火技術を駆使したスピード感のあるスターマインまで、そのバリエーションは豊か。季節・天候・時間のすべてがベストマッチしたコンディションで打ち上げられた花火の色彩は素晴らしく、加えて花火との距離の近さが圧倒的な迫力を生んでいた。
フィナーレは7色の7スロット花火や、“金カムロ”と呼ばれる金色に枝垂れ落ちる花火の一斉打ち! エンターテイメント性の高い花火に見とれているうちに時間はあっという間に過ぎ、Jeep×花火が作り出した夢のようなショーは幕を閉じた。花火終了後はJeepオーナーたちをスタッフがお見送り。その両者の顔にあふれる満面の笑顔がこのイベントの大成功を物語ると共に、再会を誓って手を振り、振り返すその姿からJeepを愛する者同士の絆を感じた。
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