75年のヒストリーが証明するJeep®の実力と魅力を聖地モアブで体験してきた Part 1

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1941年にアメリカ軍部の要請によってJeep®が生誕してから今年で75周年。軍用車から派生し、今や世界に代表するSUVブランドに成長したJeep®各モデルを、オフロードの聖地として世界中のオフローダーから愛されるアメリカ・ユタ州モアブで試乗した。

生誕75周年を迎えたJeep®ブランド

Jeep®生誕75周年を記念して、Fiat Chrysler Automobiles(以下FCA)がアメリカ・ユタ州のオフローダーの聖地モアブに世界各国のメディアを呼び集めて開催した試乗会の様子を、3回にわたってリポートする。
1回目の今回は開催地モアブについて。4月某日、日本を離れ、アメリカ・テキサス州のダラスフォートワース空港を経由してコロラド州のグランドジャンクション空港に到着。そこからさらにクルマでたっぷり2時間、ついにユタ州モアブにやってきた。乗り継ぎの時間を含めると東京都内の自宅から丸一日。アメリカに入ってから州をふたつまたいでようやく到着したこの田舎町で、Jeep®生誕75周年を記念したメディアプログラムが開かれるのだ。

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▲75周年記念限定モデルの『Jeep® Renegade』

Real Styleの読者には釈迦に説法かもしれないが、1940年、アメリカ陸軍は当時国内に存在した自動車メーカー135社に対し、4人乗り、4WD、軽量で、一定の牽引能力があって、軽快に走ることができるといった数々の要求を満たす軍用車の開発を呼びかけた。第2次世界対戦に投入する小型の軍用車が必要だったからだ。ただし、締め切りが厳しかったのと“軽量”という部分が難しかったため、応募したのはわずか2社か3社のみ。その中でウィリス・オーバーランド社の試作品MB型が量産車のベースとして選ばれ、41年から量産された。これが最初のJeep®だ。

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▲1941年に誕生したオリジナルJeep®のMB型

第2次大戦後、民生版のCJ(シビリアン・ジープ)型も生まれ、Jeep®はアメリカ国民の足として愛されるようになった。何度かモデルチェンジを繰り返し、現在のラングラーに繋がっている。また時代の求めに応じてさまざまな派生車も生まれた。それらはモデルチェンジの度に(悪路走破性を維持したまま)大きく、快適で、豪華となり、やがては現在のチェロキーやグランドチェロキーに通じる。

そして今年2016年、Jeep®は生誕から75周年を迎えた。欧米では25周年ごとに大きくアニバーサリーを祝う風習があるため、FCAにとって75周年というのは大きな節目である。そこで彼らは世界中のメディアをモアブに呼び集め、最新のJeep®各モデルで天然の厳しいオフロードコースを走破するイベントを開催した。

次ページ【モアブとJeep®の深い関係】

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