国内外で活躍するアーティスト4組の「作品の向こう側」| ジャーナル スタンダード「オムニバス展」密着レポート!

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「ぬいぐるみ、作ってみたら?の一言と小さな頃の経験がつながった」。絶妙な抜け感で注目を集める、ポップなぬいぐるみの誕生秘話

会場でもひときわ注目を集めているのが、壁一面にレイアウトされたポップなぬいぐるみの数々。こちらを制作しているのが、アーティストの長谷川有里さん。オープン初日からほぼ完売の勢いだったぬいぐるみ制作のきっかけに迫ります。


—ぬいぐるみをつくりはじめたきっかけは?
「実はごく最近のことで、それまでは平面の絵を描いていたのですが、2014年頃に何かちがうことをやりたいなーと思っていたタイミングで、加賀美健さんのお店〈ストレンジストア〉で作品を展示できる機会があって。当初は、とある有名なキャラクターをモチーフにしたドローイングの展示を考えていたのですが、加賀美さんから「ぬいぐるみもつくってみたら?」という話になって」

ー加賀美さんとお話するなかで、ぬいぐるみ制作のアイデアが生まれたと
「そうです。喋ってるなかで。小学生のときかな、母親がフェルトで、たまーにぬいぐるみをつくってて。見よう見まねで、つくったことはあったんです。思い出しながら、ちょっとやってみたら、出来て。それがはじまりでしたね」


ー小さい頃の経験が、後々活きてくるものなんですね

「ね!長いこと眠らせてましたけど、活かされましたね(笑)」


ーモチーフが、絶妙に心をくすぐられるというか、好きなものを対象に選んでいるのでしょうか?

「まさにそうです。『パルプ・フィクション』とか、BEASTIE BOYSのPVとか、中高生のときに観た映画やPVだったり。主にこれまでの人生で触れてきたものからモチーフを選んでいます。けっこう、アメリカ的なものは多いと思います」


ー絶妙なゆるさというか、この作風はどのようにして生まれているのでしょうか?
「すべて、いちど下絵を書いているのですが、びっくりするぐらい原画のまんまなんです。あまり何も考えていない、というのが正直なところですが、これまでの作品がきっちりした、固い作業を経てつくりあげるものが多かったので、その反動はあると思います。これくらいでいいかな?という、力の抜き加減というか。でも本当に、何も考えないまま今もここに立っています。まさかジャーナル スタンダードさんで大々的に自分の作品が展示・販売されるなんて、想像もしてなかったですよ」

—オープンして早速、何体も購入済みになっているみたいですよ
「あ、ほんとですか?それも全然気付いてなかったです(笑)。有り難いですね」

ちなみにこの日、長谷川さんが着ていたのはFrank KozikのTシャツ。20年前の激レアものながら、新品のように首元のリブがしっかりしている。洗濯するときは裏返しにするなど、大切に着続けているそう。

残念ながら「オムニバス展」ではほとんどのぬいぐるみが完売していますが、次の出展情報を楽しみに待ちましょう。
長谷川さんの他の作品は、インスタグラムでみることができるので、気になる方はぜひ覗いてみてくださいね!

 
長谷川友里さん Instagram

 

今回取材させていただいたアーティストのみなさんに共通していたのは、制作活動そのものを「楽しむ」姿でした。その結果生み出されたものが、人々の心を掴むのかもしれません。お店を訪れる際も、楽しむことを第一に、ぜひ足を運んでみてください。「CREATIVE GARAGE」では引き続き、クリエイティブの最前線にフォーカスした記事をアップしていきます。

 
<INFO>
JOURNAL STANDARD 渋谷店
東京都渋谷区神南1-5-6
電話:03-5457-0700
営業時間:11:30~20:00
journal-standard.jp
instagram:@jounalstandard.jp
※「オムニバス展」は8月16日(水)までの開催となります
 

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