松岡充さん (SOPHIA)× Jeep Wrangler Unlimited Arctic
jeep relief
津波で被害を受けた海岸林を
再生するプロジェクト
国、自治体、林業関係者、農家、企業、一般市民など、
様々な人々のチカラと思いで美しい海岸林を再生させる取り組みがスタート。
Wednesday JUL 27, 2011 ― Miyagi
Text:Romiyo Hayashi
Photos:Fumihiko Kan
3月11日に発生した東日本大震災。
その被災地支援を行う団体に、Jeep Reliefは車両の無料貸出をしている。その団体のひとつが今回紹介する「アース・ブレークスルー」。津波で壊滅的な状態となった東北地方沿岸部の海岸林を再生させるプロジェクトを進めている団体だ。
海岸林とは防風・防砂・高潮や津波の軽減を目的とした林のこと。「白砂青松」とも呼ばれ、風光明美な景観を形作っている地域も多い。たとえば、日本百景のひとつに数えられた陸前高田の高田松原。約7万本の松林のうち1本だけが津波の猛威を耐えたと、瓦礫の中で空に向かって立っている姿が「希望の松」として、メディアでも話題になった。このような壊滅的な被害を受けた海岸林は、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県あわせて約3600ヘクタール、およそ東京ドーム900個分以上と言われている。
アース・ブレークスルーは植林エリアの選定を行うため、東北各県で現在、再生ニーズエリアの調査を行っている。2011年内には植林オーナー制度による寄付金の募集を開始し、塩害に苦しむ東北の農家と協働で苗木の育成も行う予定。単に木を植えるだけの植林事業ではなく、国、自治体、林業関係者、地域住民、企業、関心を寄せる一般市民、様々な人々のチカラと思いで、美しい海岸林を再生しようというこのプロジェクト。
代表の菅文彦さんは、信州大学で森林科学を、京都大学大学院で熱帯農学を学び、卒業後は、財団法人オイスカに入りフィリピン・ミンダナオ島の植林プロジェクトに携わってきた。さらに2001年に日本で初めての募金決済ポータルサイト「ぼきんやドットコム」を作り、その後入社したヤフー株式会社では、社会貢献・CSR関連のサービス企画を担当。一貫して環境保護活動や社会貢献活動に携わってきた、知識も経験も豊富なプロフェッショナルである。だからこそ、一般の人たちが気軽に社会貢献に参加することが大事と考え、その仕組みを作ってきた。今回の海岸林プロジェクトでも、被災地から離れた都市に住む人であっても、自宅のベランダで苗を育て、それを三陸海岸に植林することができる画期的な仕組みを考えている。
アース・ブレークスルー
http://e-breakthrough.jp/

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