2階、3階はそれぞれ雰囲気や用途がガラッと異なる飲食スペース。2階はカジュアルな雰囲気のカフェで、パンを温めるためのトースターやパンを切り分けるためのコーナーが常備されている。提供されるドリンク＆フードメニューも本格的で、バリスタが淹れるコーヒーにはインドネシアのスウェラン島でのみ産出される高級品種トアルコトラジャを使用。『エステートダージリン』を筆頭にオーガニックティーも充実していて、茶葉本来の香りを楽しみたい。

一方、3階はより腰を据えてフードが楽しめるシックなレストラン。芦ノ湖の絶景が特等席で堪能できるカウンター席や、ソファのある多人数用のシート、箱根の風を感じながら飲食可能なテラス席があり、カップルのデートからファミリー利用までニーズに応じて活用できる。1時間に数本接近する遊覧船や箱根海賊船を臨場感たっぷりに観られるのも嬉しい。オープンスタイルのキッチンで提供されるのは、プリッとした身のオマール海老をふんだんに使った『オマールエビ＆アボガド フォカッチャサンド』や、肉厚＆ボリューム満点の『King of Sandwich～サンドイッチの王様～』など。季節ごとにラインナップが変化するクレープ、コールドストーンアイスクリームも含めて目の前で調理してくれるため、目にも胃にも充実した食体験が可能だ。

もちろん、店舗外のパーラーのみの利用も可能なため、サッと立ち寄るだけの購入も可能。ここでのオススメは、夏季限定の商品が人気を受けて通年提供されることになった『パン de ソフト』。濃厚かつ後味さっぱりのソフトクリームがハチミツをからめたアツアツのパンに乗り、口に入れた瞬間に甘さと香ばしさ、温かさと涼しさが一緒になってとろける。

今回は芦ノ湖周辺の自然を感じるために、テイクアウトを利用してぶらぶらと周囲を散策。芦ノ湖の爽やかな風が気持ちいい。その後車内でランチを済ませると、ここからは日帰り温泉に向かうもよし、装飾美術工芸家 ルネ・ラリックの美術館『箱根ラリック美術館』などでアートを堪能するもよし。その土地ならではの魅力を堪能してから岐路につきたい。

箱根の落ち着いた雰囲気と芦ノ湖の絶景、ゆったりとくつろげる足湯に美味しいパン。Jeep®での箱根ドライブの際には、『ベーカリー＆テーブル 箱根』でくつろぎの時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

ベーカリー＆テーブル 箱根
住所：神奈川県足柄下郡箱根町元箱根字御殿9-1
営業時間：
・ ベーカリー／10：00～17：00
・ パーラー／10：00～17：00
・ カフェ／朝食8：30～17：00(L.O.16:30)
・ レストラン／【朝食】9：00～11：00 (L.O.10:00)※土日祝のみ　【通常】11：00～18：00（L.O.17:00)
TEL：0460-85-1530
アクセス：東名 厚木IC ～55分（小田原厚木道路～箱根新道～県道75号経由）
東名 御殿場IC ～45分（国道138号～県道75号経由）
http://www.bthjapan.com/hakone.php

※メニューや価格等は取材当時のものとなり、変更されている場合がございます。ご了承ください。

Text：Jin Sugyama
Photos：YosukeKAMIYAMA